覚悟の磨き方

 
昨日のブログ「イスラムの地に生き続ける大和魂」で吉田松陰の言葉を引用した。
 
 
今年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」では伊勢谷友介吉田松陰を演じ、再び脚光を浴びている。
 
 
その彼の言葉や考えが「超訳」されている「覚悟の磨き方」がすごい。
 

 

覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 (Sanctuary books)

覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 (Sanctuary books)

 

 

解説をするなんておこがましい。

  

誰よりも熱く、誰よりも冷静だった天才思想家の超訳をそのまま紹介しよう(一部)。

 

結果じゃない

大事なことは、

なにを、どう手に入れるかではなく

どんな気持ちを感じたいかなのです

 

そこに未来がある

自分の心がそうせよと叫ぶなら、

ひるむことなく、すぐに従うべきだと思います。

 

なにを選ぶか、どう選ぶか

自分にとっての利益。

これをなるべく増やそう、残そうとすればするほど、

判断基準がぶれ、迷いが生まれます。

反対に、自分の利益さえ一番後回しにできるなら、

やろうがやるまいが、どれを選ぼうとも、

物事は気持ち良く進んでいくものなのです。

自分のことを考えると、かえって自分のためになりません。

 

なにを優先し、

なにを後回しにすべきか

自分たちが描いたゴールに向かって、

仲間と気持ちがひとつになる。

その空気ができ上がって、はじめて、

自分たちがすでに持っている能力や武器のすべてが、

どれも貴重なものだということに気づくことができます。

ですから、

仕事をする上で大切なのは、

なによりも人間関係を作ることなんです。

他のことは緩やかでもいいんです。

  

人物

私が尊敬するのはその人の

能力ではなく、生き方であって、

知識ではなく、行動なんです。

 

まとっている空気感

まわりに感謝し、

人に喜ばれることをすれば、

心は自然に磨かれていきます。

そしてどんなにつらいときでも、

一生懸命に心を磨いていれば、

疲れるということを知らないものです。

 

夢を引き継ぐ者

「自分が実現させたいこと」について、

何度も考えて、考えて、考えつくすこと。

 

人と話すときは、

その会話のはしっこでもいいから、

「自分が実現させたいこと」について語ること。

 

平和や安定を愛しながらも、

いつまでも続く平和や安定はない、

という事実を、つねづね自分に言い聞かせること。

 

誰かが問題や事件に巻き込まれたとき、

無関心でいたり、口を出すだけで済ませたりすることなく、

その解決のために、積極的に動くこと。

 

そうすれば、

仮に「自分の実現させたいこと」が、

断念せざるをえない状況になったとしても、

誰かがその夢を受け継いでくれることでしょう。

 

 

ここからはじまる

今、立っているこの場所を、

日本をもっとすばらしい国にするための、

出発点にしようと思います。

ここは本当におんぼろですし、田舎ですし、

ちっぽけなところですが、

私はその希望が叶うと信じています。

 

 

吉田松陰が今の日本を見たら何を思うだろう。

 

希望は叶っているだろうか。

 

どんな行動で我々の目を覚まさせてくれるのか、

 

想いに耽ってみるのも一興ではないか。