笹だんごと流通網


新潟県長岡市の名物「笹だんご」が届いた。







消費期限は明日。





昨日作られ、すぐの発送で今朝、西日本へ届けられた。



保存料は何も加えられていないから常温では3日しかもたない。



彼の上杉謙信も遠征に出る時には持参したという一品を冷凍もせずに西日本で食べられるというのは考えてみればすごいこと。



日本の流通網がどれだけ発達したのかが端的にわかる好例ではないか。しかも、東日本大震災でズタズタになった流通網が二ヶ月も経たずに復旧したことも驚嘆に値する。



商品経済の発達が流通網を整備させたことは間違いない。



更に近年ではインターネットの普及も手伝い全国津々浦々の名品や珍味がいともたやすく手に入るようになった。



果たして良いことづくめなのだろうか?



笹だんごから漂ってくる香ばしい匂い。目を瞑ると日本の原風景が映し出されるようだ。五月の息吹が部屋いっぱいに拡がっていく。



いただきものを目の前にしては良いことづくめだと言わざるを得ない(笑)。



こうして腐敗は進んでいく・・・(?!)



防腐剤が一切使われていない笹だんごと同じように・・・