自分の中にあるマグマ


自分の中にあるマグマを感じた。



しかし、それは特別なものでは決してなく、誰もが持っているもの。



そのマグマに気づき、誘導し、地上へ吹き上げさせてやることが大事だ。



かと言って、そのタイミングを見誤ると噴出するマグマはあっという間に枯渇し、その熱も簡単に冷めてしまう。



時を待たなければならない。



「その時」が来るまで。



それまではぐっと堪えて地中で温度を上げ続ける。必要な量のマグマが滞留するまで待ち続ける。



「その時」が来るまで。