「関ヶ原の合戦っていつだったか知ってる?」
そう子どもたちに尋ねると小学4年生の娘が勢いよく答える。
「1978年!」
中1の長男が親よりも早く突っ込む。
「それは最近過ぎるやろ!」
そんな会話を楽しみながら朝食を済ませると、次は撤収作業が待っている。
チェックアウトはいつもよりゆっくり目の12時。テント一式の片付けに取り掛かりながらも焦ることなく秋のキャンプを最後まで楽しむ。
ゴミ捨て、サイトプレートの返却の後、最初に向かったのはすぐ隣にあるグラウンドゴルフ。
予定ではすぐに関ヶ原の古戦場に向かう予定だったのだけれど、ちょっと見てみると面白そうで、子どもたちに尋ねても「したい!」の声に後押しされてエントリーすることに。
定価大人600円、子ども300円がキャンプ参加者はなんと一人250円! 一家4人で1000円で済んだ。ラッキー!
クラブとボールをそれぞれ選んでコースに出る。1コース8ホールあり、3コースもある。
最初戸惑っていた子どもたちもあっと言う間にいいボールを打ち始める。
フォームも「いっちょまえ」だ!
気がつくと全3コース制覇!
優勝はもちろんパパ!
次は関ヶ原の古戦場だ。
映画やドラマ、小説でも何度も見てきた「天下分け目の戦い」も実際にその場に身を置くと臨場感がやはり全く違う。
石田三成の陣がいいとは知っていたけれど、全陣形が見渡せるこの場所は想像以上だった。
次は開戦場へと向かう。
そして、決戦の地へと。
416年前のその日に想いを馳せながら空腹の家族をお寿司屋さんに連れて行く。
「腹が減っては戦もできぬ」だ。
そして、帰路につく。
帰ってからの「戦」(後片付けに明日の宿題に学校の準備に仕事の・・・)に備えて・・・