デジタルとリアルとネットの挟間で

デジタル化が加速化する中、利便性が高まり、スピードアップし、いろんなことがあっという間に過ぎていく。

 

SNSを持ち出さずともネットやデジタルが人と人とを繋ぐツールとして進化する反面、その関係性は利便性やスピードが上がった分、ドライで薄くなっていく。

 

それに伴いリアルの世界の関係性もドライで表面上のもののようになっていく気がしてならない。

 

デジタルとアナログの融合やリアルとネットの相乗効果と言えば、時代の象徴であり、その先を感じさせるけれど、実際は双方の良いところが組み合わさるとは限らない。

 

場合によっては互いの悪い面が強調されることだってあり得る。

 

コロナ禍で一気にデジタル化やネット化が進んでいく今こそ、我々がこれまで大切にしてきたことやこれから手に入れようとしている新しい世界の両方の価値を考え直すべき時かもしれない。

 

コロナ禍はそんな機会を我々に与えてくれている。

 

デジタルとリアルとネットの狭間でそんなことを考えた。