希望とは、誰かを信じられること
目の前にいる人を信じられること。
一年弱前に話題だった関テレ制作、フジテレビ系列ドラマ「エルピス ー希望、或いは、災いー」を観終わった。
テレビ放送時から話題作なのは知っていたけれど、内容やテーマは全く知らず予備知識0で見始めたら想像を遥かに超えた本格ドラマでその重厚さと軽妙な台詞と演者の渾身の演技に惹きつけられ10話を一気観した。
棒切れ一本で戦いに挑んだ主人公たちはこの世界の見えないシステムに何度も容赦無く打ちのめされる。
その度ごとに傷つきながらも歯を食い縛り、立ち上がり、互いに本音でぶつかり合いながら少しずつ成長していく。
10話で終わるにはあまりにも無理があるのは差し引くも日本のドラマもここまで本格的なものが作れるようになったことに(上から目線で恐縮ですが)嬉しさを感じた。
まさにそこにも希望の形を見た気がした。
目の前にいる人がいることは間違いなく希望であり、恵まれていると言える(そうでない人も残念ながらいるだけに。まあ、それもまた学びとなる)。