「それは受け手の問題じゃないですか?」
乾いた声が部屋に響き渡る。
あるべき形、するべきこと、マニュアル通り・・・
提供者の視点からは非の打ちどころない計画に対して疑問の声が上がったことの返しの言葉。
提供者と受益者、加害者と被害者、投手と捕手・・・
組合せは無限にあっても多くの場合、問題が起こったときにクローズアップされるのは行動を起こした側。
大抵の場合はそれで解決することが多いけれど、時として、受け手側に問題があることもある。
常にそのことを頭の片隅に置きながら対応していきたい。