一瞬を切り取る ー今を感じるー


今年の月一企画は「一瞬を切り取る」と題して、日々の生活の中の一瞬を切り取ってスポットライトを当てるというもの。

 

今日のテーマは「感じる」を選びたい。

 

巷では「マインドフルネス」が大流行りである。

 

日本には古くからある禅や瞑想を宗教の要素を取り払ってステップをシンプルにしたもので世界中の著名人やスポーツアスリートが集中力を高めるためやストレスの軽減、幸福感の増進のために実践しているという。

 

今日はマインドフルネスというよりはその真髄と言える「今を感じる」に焦点を当ててみたい。

 

人は何もしていなければ、いろんなことを考えているらしい。

 

厳密に言えば「考えている」というよりはいろんなことが頭の中を駆け巡っているという方が正しいらしく、約50%の時間は、今夜何を食べようとか、あの時は楽しかったなとか、明日の仕事嫌だなとか、あの人は今頃何をしてるんだろうとか、取り止めのないことを考えているのだとか。

 

それは「マインドワンダリング」と呼ばれていて心が漂うことで膨大なエネルギーを費やしているのだそう。

 

「今を感じる」のはその浪費されているエネルギーをセーブするだけでなく、今に注目することで心と体を一つにできる、身心一如の状態に近づけることができるという。

 

方法は簡単だ。

 

マインドフルネスの手順もいいけれど、もっと簡単でいい。

 

寝転がり、上向きになる。

 

目を瞑り、自分の呼吸に意識を向ける。

 

吸って吐く。

 

次に自分の足先を感じる。身体が触れている椅子やベッドや布団を「感じる」。

 

心がいろんなことを考え始めたら呼吸や今自分が感じている感覚に意識を向ける。

 

それだけ。

 

それを何分か繰り返すだけで落ち着いた気分になれ、次第に眠りに吸い込まれていく。

 

寝落ちてしまったらそれはそれでいい。

 

今を感じることでリラックスでき、心を解放できるのだから。

 

 

一瞬を切り取る ー読書ー
一瞬を切り取る ー眠るー
一瞬を切り取る -歩く-
一瞬を切り取る -呼吸-  
一瞬を切り取る -髭剃り-
一瞬を切り取る -おにぎりを食べる-

全都道府県制覇を目指す

 

高知県出身で現在福岡県に住んでいる人と話をする機会があった。

旅行が趣味というその人に海外国内それぞれオススメの場所を尋ねると、

海外は以前に働いていたこともあるフロリダディズニーリゾートを、

国内は瀬戸内芸術祭で注目を集めるアートの島、香川県の直島を選んだ。

友人と47都道府県全てを回る計画を立てているとのことで俄然興味を掻き立てられ、

「今、どれくらい回られているんですか?」

そう尋ねると、

「実はまだ2県なんです」

思わず椅子から落ちそうになったのは関西出身の性。

友人が仕事で忙しくてなかなか計画が思うように進んでいないとのこと。次は三重県がターゲットなのだそう。

日本全国47都道府県を全て周りたいと聞いて自分でもびっくりするほどスイッチが入った。

筆者も旅行好きではあるが「全都道府県制覇」は考えたことなかった。

改めて今みで行ったことのある都道府県を数えてみる。(通り過ぎるだけはカウントしない)

すると、

 

○北海道  
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
    茨城県
    栃木県
    群馬県
○埼玉県
○千葉県
○東京都
○神奈川県
新潟県
富山県
○石川県
福井県
   山梨県
○長野県
岐阜県
   静岡県
○愛知県
三重県
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
○福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
○宮崎県
○鹿児島県
沖縄県

 

驚いた!

 

47都道府県中42は行ったことがあった。

 

残り5県だ。

 

俄然血が騒ぎ始めた。

 

計画を立ててみよう!

 

 

 

立場が違えば

 

地方のとあるスーパーマーケットに入ると魚が驚くほど安かった。

 

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なんて、のほほんと写真を撮っていると、

 

「業界の人ですか?」

 

と、中から屈強の魚屋さん風の人から尋ねられた。

 

「いえ、違います」

 

と答えるも、

 

「写真撮影はお断りしているんです」

 

と半ば怒り顔で言われ、すみませんと言って退散した。

 

確かに無断撮影はよくなかったかもしれないけれど、ライバル会社どころか口コミ宣伝として案内したかったものをあんな口の聞き方をするなんて!

 

と、後から段々腹が立ってくる。

 

次の瞬間、自分が彼の立場だったら同じように対応していたかも、とも。

 

また反対に、たとえライバル会社だったとしても真似されるような仕入れや値段設定しかできないのなら所詮それまでだな、との思いが過ぎる。

 

立場が違えば、感じ方も対応の仕方も変わる。

 

それぞれの立場で他者に恥じぬ、誇りに思える働き方をしたいもの。

 

驚くほどの鮮度と安さを兼ね備えた品揃えに敬意を評して、苦情を飲み込んだ。

 

それでいい。

 

 

太っ腹になる

 

出張先にて一人遅めの食事をしようと入ったお店がラストオーダーを終えて閉店間際だった。

 

「あ、すみません、この通りのお店は11時閉店が多いんです。隣の蕎麦屋さんならまだいけると思いますし、締めでお蕎麦を食べられるお客さんが寄られるんで普通の居酒屋メニューもありますよ」

 

マスターがお店を出てきて丁寧に教えてくれた。

 

笑顔が感じよく、お隣のお店をこんなに丁寧に教えてくれるのが何とも気持ちいい。

 

おすすめのお店に入ると確かに普通の居酒屋風。

 

目がない生牡蠣を一つ注文すると、

 

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「オーダー間違えてしまったんで一つサービスさせて下さい」

 

これまた新鮮な牡蠣でほっぺたが落ちそうになる。

 

締めの蕎麦もコシがあって絶品だ。

 

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太っ腹の人たちの心あるサービスを受けて、

 

最高の料理をいただいて、

 

すっかり太っ腹になった。

 

色々あったけれど今日も一日いい日になった!

 

感謝感謝感謝!!!

 

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熱い風

 
熱い風が吹き荒れている。

 

と言っても、台風やうだるような暑さの話ではない。

 

とあるJRの駅のトイレに新しく設置されたハンドドライヤーのこと。

 


 

国鉄のJRがダイソンの機械を導入するなんて。時代が変わったことを改めて実感した。

 

実際に使ってみると噂に違わない熱風の凄さ!

 

それでも日本企業の存在感の薄れを感じて心配にもなる。

 

もう一度日本企業が熱い風を吹かせる日を心待ちにしている。

 

愚直に邁進

 

いつも順調とは限らない。

 

気分が乗らない日はあるし、体調の優れない日もある。 

 

何をやってもうまくいかない日もあるし、不協和音に悩まされる日もある。

 

それでもめげずに進んでいきたい。

 

誰がなんと言おうが、言わまいが、

 

前だけを向いて進んでいけばいい。

 

ウィンストン・チャーチルの言葉を思い出す。

 

「決してへこたれるな。へこたれたらへこたれたままがんばれ」

 

愚直に邁進していく。

 

全てを乗り越えて。