風の時代

 

昨日のブログの最後に「風の時代」という言葉を使った。

 

最近ネット上で見かける言葉で以前から「風」という言葉に敏感だったこともあって改めて調べてみるとストンと腑に落ちた。

 

いろんな人がいろんなことを言っているけれど、おおよその内容はこう。

 

2020年12月21日までは「地の時代」と呼ばれていて、産業革命から始まった約250年間は、手で触れるモノや目に見えるモノが重視された時代。大量生産、大量消費、目に見えるお金や肩書きが重要視される時代であり、所有、固定(安定)、蓄積が大事だった。

 

2020年12月22日から始まった「風の時代」は、風が目に見えず、形がない特徴の通り、情報や体験、想像や思考力、知的なことや精神的なもの、例えば、充実感や幸福感、愛や友情、精神的な繋がりやフレキシビリティ、が大切という。

 

地の時代から風の時代に変わることで世の中の価値観が大きく変わる。

 

創造と破壊は必至であり、新型コロナはまさに時代を変える、大きく前に進めるドライバーとなることは間違いない。

 

大変なこと、変化を恐れずに、自らが変わっていけばいい。

 

社会の価値観や上下関係ではなく、心が感じるままに、心の命ずるままに、自分の感じていることを大切にしていけばいい。

 

心が喜ぶ方向に。わくわくすることに向かって。

 

身の回りをシンプルに、不要なものは処分し、大切なものだけに囲まれて、身も心も軽くしていく。

 

上昇気流に乗るために。

 

飛躍、飛翔していくために。

 

そして、風になる。

 

風の時代に。

再起動の年

 

今日から2021年がスタートした。

 

ここ数年続けている定点観測の一つに元旦の日本経済新聞の社説がある。

 

ありきたりの内容と言わざるを得なかった去年と異なり今年の日本経済、いや、世界の課題はベクトルが同じだ。

 

世界も、日本も、社会も、企業も、そして、個人もこれまでの働き方、在り方、価値観をリセットし、再起動する年。

 

地の時代から風の時代へと向かって。

 

日本経済新聞 社説 2021-01-01

[社説]2021年を再起動の年にしよう
 
 
#社説
2021/1/1 0:00 [有料会員限定]
2021年にはどんな景色がみえるのだろうか=ロイター
2021年がスタートした。昨年は世界にとって苦難の一年だった。新型コロナウイルスの感染爆発は世界の景色を一変させた。経済活動には急ブレーキがかかり、世界のあちこちで分断やきしみが目立った。今年はそこから立ち上がる「再起動」の年にしたい。

01年から始まった21世紀はこれで最初の20年が終わった。コロナ禍の衝撃が大きかったため、世界の災禍はすべてこの感染症のせいと考えがちだ。だが、多くの問題は21世紀初頭の世界の構造変化に伴い生じたもので、コロナ禍で弱点としてあぶりだされたものだ。

経済再生に改革断行を

日本で言えばデジタル化や雇用・産業構造の改革の遅れなどである。世界をみても、米中対立、貧富の格差拡大、グローバル化の光と影、資本主義の揺らぎなど、かねて指摘されていた問題が、コロナ禍でより先鋭化している。

今年の最優先課題はコロナ感染封じ込めであることは言うまでもないが、同時にコロナ禍で表面化した問題の解決に向け行動をおこす再起動が必要だ。なかでも「経済」「民主主義」「国際協調」の3つに重点をおきたい。

コロナ禍の拡大で世界各国は程度の差はあれ人為的に経済活動を停止することを余儀なくされた。厳しい罰則付きの外出制限をとった国もあれば、日本のように要請ベースで実施した国もある。

冬場に入り北半球の日米欧で再び感染が拡大している。英国など欧州は厳しい外出制限をとり、日本も観光需要喚起策「Go To トラベル」事業の一時停止や、飲食店への営業時間の短縮要請などに追い込まれた。

コロナ禍の経済への影響は、業種や地域、雇用形態などでばらつきが多く、格差を生じやすい特徴がある。

製造業はグローバルな生産活動の再開で回復がみられる一方、サービス業は飲食・観光業などを中心に厳しい状況が続く。出口のなかなか見えないコロナとの闘いに心が折れそうになる人も多いだろう。政府は一律のばらまきではなく、真に困っている人に支援が届くよう目配りしてほしい。

希望の光もある。コロナワクチンの開発が急速に進み、欧米では接種も始まった。日本でも米製薬大手ファイザーがワクチン承認を申請した。ワクチンが効果をあげれば、国際的な人の往来も再開できる可能性がある。1年延期して今年7~9月に予定する東京五輪パラリンピックの成功もワクチンの普及が鍵になる。

経済の再生には、単にコロナ前に戻すだけではなく、デジタル化や雇用市場の改革など新たな経済・社会を切り開く戦略がいる。

2番目の再起動は「民主主義」である。ここ数年、英国の欧州連合EU)離脱や、国民の分断をあおる米大統領の登場など、民主主義のお手本とされてきた英米で、そのほころびが目立っていた。

コロナ対策でも、マスクをするしないで党派で割れた米国に比べ、強権的な都市封鎖や外出制限などの介入策をとった中国のような非民主的な権威主義国家のほうが効果をあげているという指摘もある。

コロナの発生源とされた中国だが、その後の経済回復は早く、日本の輸出も中国頼みが鮮明になっている。一方で、中国は昨年6月末に香港に国家安全維持法を施行し、民主活動家の弾圧など強権ぶりを強めている。

国際協調を立て直せ

日米欧など民主主義国家が、格差など社会問題や国民の不満を民主主義的な手法で解決し、自由で開かれた民間主導の資本主義を磨き直すことが急務である。

第3の再起動は「国際協調」だ。「米国第一主義」を掲げるトランプ政権の登場以降、多国間による協調の機運は大きく後退した。1月20日に就任するバイデン次期米大統領は、協調路線に回帰する意向を示している。

その試金石となるのが、コロナ対策と地球温暖化対策だ。いずれも一国だけでの解決は難しい地球規模の問題だ。バイデン氏はトランプ氏が脱退を決めた世界保健機関(WHO)と、温暖化対策の国際的枠組みのパリ協定に復帰する考えを示している。コロナ対策では資金の乏しい途上国へのワクチン供給が難題だ。温暖化問題では世界最大の温暖化ガス排出国の中国の協力も必要になる。

日本は環太平洋経済連携協定(TPP)を米国に代わって主導するなど実績をあげてきたが、今後も米欧など価値観を共有する国々とともに国際協調の立て直しに積極的に関わるべきだ。

 

参考)

https://norio373.hatenablog.com/entry/2020/01/02/222000

https://norio373.hatenablog.com/entry/2018/01/01/211120

https://norio373.hatenablog.com/entry/2016/01/01/200728

 

 

2020年を表す漢字一字

 

世界的な大激変となった2020年。

 

毎年自分なりの漢字一字を選び続けてきて12年。

 

過去に選んだ漢字は以下の通り。

 

濃 2019

超 2018

越    2017

充    2016

惑 2015

廻 2014

乱 2013

序 2012

信 2011

耐 2010 

破 2009

挑 2008

 

漢検の「今年の漢字」は、てっきりコロナ禍の「禍」になると思っていたら、選ばれた一字は「密」だった。

 

やはり縁起の良くない言葉は避けられる。

 

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https://www.kanken.or.jp/kanji2020/

 

コロナ禍となった2020年は自分にとってどんな一年だったか。

 

自分にとっての一年を一字に凝縮してみる・・・と

 

「変」

 

が浮かび上がってきた。

 

新型コロナウイルスでいろんなことが大きく変わった一年。

 

仕事の仕方も生活様式も社会通念も常識も。

 

大変な年であり、大きな変化を余儀なくされた年。

 

こんな時期にも拘らず株価は上がり、ダウジョーンズは史上最高値を更新し、日経株価もバブル期以来の高値で大納会を終えた。

 

世界的な金余りが前提条件としてあったとは言え、デジタル化やバイオ、脱炭素社会は向けての技術、が圧倒的に進み、社会的な大変革が押し進められる期待の表れからと言われている。

 

進化論のダーウィンの言葉を思い出す。

 

生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである

 

変わり続けていこう。そして、生き残っていこう。

 

今日東京で1337人、全国で4515人の感染者が確認され、過去最高を更新した。

 

我々自身の認識や行動をもう一度変えて、新しい一年を迎えたい。

 

わくわくして新しい世界へ羽ばたいて行こう!

 

 

おまけ

 

ちなみに家族に尋ねると、三者三様の答えが返ってきた。

 

 

変な家族なので仕方ない・・・!?

 

大変な一年、本当にありがとうございました。

 

新しい年が大きな飛躍となる進化の一年になることを祈って。

前に置く

 

気持ちを前に置く。

 

受け身になると押し込まれる。

 

待っていると攻め込まれる。

 

気持ちを前に置いて、前のめりに戦闘態勢を取る。

 

後は、

 

絶対勝つ!

 

という気持ちの強さが勝負を決める。

3down

冬籠りのTo doを執行中。

 

まず一つ目の

 

  • テニスで娘をやっつける

 

3ゲーム先取が勝者の試合は、娘の成長に翻弄され、最初の2ゲームを取られてしまう。ようやく身体が温まってきて、本気になり気持ちを前に置いて何とか逆転勝利! 1down!

 

テニスの後、広い公園をゆっくりゆったり散歩した。

 

自然に囲まれて癒される。

 

  • ゆったりした時間を過ごす

 

2down!

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家に戻ってから

 

  • 溜まっている本を読む
ビルマの竪琴(新潮文庫)

ビルマの竪琴(新潮文庫)

 

 

前から読みたいと思っていた一冊をついに読了。

 

良かった!(別の機会にブログを書きたい)

 

3down!

 

幸先の良いスタートが切れている。

 

明日も楽しみな1日になりそうだ。

 

 

冬籠り

 

今日から冬休みが始まった。

 

旅行するわけでなく、帰省するわけでもなく、大きなイベントがあるわけでもない巣籠もりの冬休み。

 

新型コロナ感染者数が世界的に再加速し、日本でも連日過去最高値を更新。東京も1日1000名が目前になっている。

 

自粛、行動制限、ソーシャルディスタンス・・・

 

退屈な冬休みになると憂鬱になりかけていたけれど、改めて休みの過ごし方を考えてみると・・・

 

  • テニスで娘をやっつける
  • 鬼滅の刃 無限列車篇を観に行く
  • 部屋を片付ける
  • とっておきのワインを飲む
  • ストレッチ&マッサージ
  • 旧友たちとオンライン飲み会
  • 家族で焼肉パーティー
  • 観たかった映画を自宅でたくさん観る
  • 溜まっている本を読む
  • ゆったりした時間を過ごす

 

冬籠りの休みはリラックス&リチャージ&リセットの絶好の機会になりそうだ。

 

充実の時間を過ごしたい。