自己憐憫との訣別

自己憐憫をしてはいまいか。



ある本を読んでいる時に出てきた「自己憐憫」という言葉に頭をガツンと殴られたような気がした。



「自己憐憫」とは、自分で自分を憐れむこと。



人間ができる最低の行為



そこまで感じた。



もちろん現実的にもっと酷いことは幾らでもあるけれど、普通の人が日常生活の中で知らず識らずのうちに陥っていることを考えると「自己統治」からの逸脱は許されてはいけないと感じた。



憐れみはそこで完結しているから。



どんな境遇であれ、自分を憐れむことでその場所にい続けることを容認することになるから。



もっと端的に言うと、



自己憐憫は敗北を認めることになるから。そこには成長はないから。そこからは何も始まらないから。



自分を過小評価してはいけない。



自分を諦めてはいけない。



自己憐憫から永遠に訣別しよう。