途方もなく大きく重い荷物

途方もなく大きく重い荷物を背負うことがある。

 

いつどんな時に降りかかってくるかはわからない。

 

ひたひたと近づいて来るときもあるし、いきなりズシーンと両肩にのしかかってくることもある。

 

そんな時は嘆きたくなるし、放り出したくもなる。

 

しかし、忘れてはならないのは、その荷物が他の誰でもない自分に届けられたこと。その意味。

 

荷物が自分宛に届くのは誰かが自分宛に送ってくれたから。

 

両足を広げ、身体の重心を低くし、腰を入れる。

 

ここが踏ん張りどころだ!

  

途方もなく大きく重い荷物の中身を楽しみにして。