カラオケの評価システムで高いスコアが出れば素直に嬉しい。
歌詞を追いながらも気がつくと音程を合わせることだけに集中していることがある。
カラオケの評価システムはあくまで音程が取れているか、声のボリュームがどうか、が重要で、歌詞と音程を綺麗になぞることができれば高スコアはそれほど難しくはない。（筆者はそれでも出ないけれど（汗））
高いスコアを出せる人でも上手い！と唸らされる人がいる一方でスコアは高くても心を打たない人もいる。
その違いは何なのか。
一つの仮説に過ぎないけれど、どれだけ心が込もっているか、歌い手が想いを伝えようとしているか、は大きく外しているとは思えない。
歌詞と音程がお手本に沿っていてもそれだけでは何の面白みもないし、人の心を打つことはない。
教科書をなぞるだけではテストの点は取れても真の学びとは言い難い。
それはカラオケだけでなく、人生も同じだ。
心を込めて歌うことが大事なのと同じように心を込めて生きることが大切。
自分が何を思い、何を伝えるのか、そこに自分色を込めて歌い、生きることで共感が生まれ、感動が巻き起こる。
一般常識や誰かが良いと言った人生をなぞるだけではつまらない。
自分で感じて考えて失敗もしてそこから自分の言葉でリズムで想いを伝えられるようになりたい。
カラオケボックスでも、
普段の生活でも。
お手本をなぞるだけでなく。
