スペースデブリ

 

スペースデブリまたは宇宙ゴミ米語:space junk とは、なんらかの意味がある活動を行うことなく地球の衛星軌道上〔低・中・高軌道〕を周回している人工物体のことである。宇宙開発に伴ってその数は年々増え続け、対策が必要となってきている。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/スペースデブリ

 

日曜日に行ったJAXAの一般公開日で一番興味深かったのが「スペースデブリ」だった。

 

随分前に日経新聞で扱われていた「グローバルコモンズ」をこのブログで取り上げた時以来で懐かしい気分に浸る。http://norio373.hatenablog.com/entry/20110222/1298386815

 

しかし、現実は甘くはない。

 

秒速7キロメートルで飛んでいく物体を捕獲し、収容する技術はコストに見合わないらしく、またデブリと言えども所有者がいて無断の回収作業は法的にも問題があるのだという。

 

JAXAの人に聞いてみると、こんな回答が。

 

「今日明日大きな問題にはならないとは思うし、10年、いや、20年、30年経つ頃には技術も進んでコスト面も改善していくんではないでしょうか。ビジネスとしてのチャンスでもあろうから必ずこの問題は解決に進んでいくと思いますよ。だからこそ我々も研究を続けているんです。」

 

誇りと自信に満ちた言葉に思わず背筋がブルっとした。

 

新しいホライズン(水平線)は宇宙にまで飛び出している。