今日は仕事。
土曜日だし、いつもと少し違う時間帯だし、いつもと違う乗り場から乗ろうとプラットホームのいつもの場所から移動して電車に乗り込んだ。
ノイズキャンセラーの効いた音楽を聴いているとあっという間に到着。いつもと違う階段から降りるとそこにはいつもと違う改札口が出現した。
プラットホームからの降り口は異なっても改札口は変わらないはずなのに・・・
あたかも異世界に迷い込んだかのように暫し呆然とその場に立ち尽くす。
「あれ? こんな改札あったっけ? え、乗り過ごした? 一体ここはどこ? 一つ先の駅?」
元来た階段を駆け上がり、プラットホームで駅名の書かれた看板を探すがこうした時に限って見つからない。
もしかして乗り過ごしたんじゃなくて、一つ手前の駅? それとも2つ乗り過ごした?
プラットホームの上りと下りの両サイドに電車が同時にやってくる。
どうする? とっちだ? ここはどこ? これは現実なのか?
まるで魔宮の伝説のよう。
柱に隠れていた駅名表示をギリギリで見つけて乗るべき列車に飛び込んだ瞬間ドアが閉まった。ふぅ。
まるでインディアナ・ジョーンズではないか。
土曜の朝に飛び込んだ異世界は全身に電気が走るちょっとした冒険活劇となった。
来月「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」が公開される。
https://www.fashion-press.net/news/88526
新しい異世界体験を今から楽しみにしている。