一つひとつ選んでいく。
今、ご飯を食べるのか、走りにいくのか、はたまたテレビを見るのか、本を読むのか。
お風呂に入るのか、部屋を片付けるのか、誰かにメールを打つのか、何もせずにぼーっとするのか。
我々の生活は選択の連続だ。
しかし、次から次へと振りかかってくる選択肢の全てを熟考して選んでいるわけではない。
むしろ、無意識のうちに選んでいることがほとんど。
一瞬一瞬の行動を熟考して選んでいては時間がかかるし、脳も働き疲れてしまう。
あたかも脳が自動操縦をしているかのようだ。
違いは、自動操縦のプログラミングがどのように設定されているか。
自分を楽させる設定になっているのか、困難をかいくぐるように設定されているのか。
結局のところ、
目的地をどこに設定するのか、
いつまでに到着するのか、
その設定を自分がどうするかに全てがかかっている。