朝起きて朝食を食べて仕事に出掛ける。
お昼に昼食を食べて、
仕事を終えて家に帰って晩御飯を食べる。
お風呂に入って決まった時間に床につく。
規則正しい生活が一見いいように思えても一定の年齢を越すと一日三食は食べ過ぎになりがち。
消費カロリー以上に食べてしまうことで要らぬものが蓄積していく。
お腹が減ったら食べる
眠くなったら寝る
そんな野生の生活が本当はあるべき姿なのかもしれない。
朝起きて朝食を食べて仕事に出掛ける。
お昼に昼食を食べて、
仕事を終えて家に帰って晩御飯を食べる。
お風呂に入って決まった時間に床につく。
規則正しい生活が一見いいように思えても一定の年齢を越すと一日三食は食べ過ぎになりがち。
消費カロリー以上に食べてしまうことで要らぬものが蓄積していく。
お腹が減ったら食べる
眠くなったら寝る
そんな野生の生活が本当はあるべき姿なのかもしれない。
「面白くなってきやがった」
職場のある人物がそう呟いた。
その言葉は決して順風満帆な状況で発せられたわけではない。
むしろピンチに追い込まれている。
改めて考えると、面白いと思える映画や物語にはピンチが付きもの。
「映画の中の映画」のレイダース(https://norio373.hatenablog.com/entry/2015/10/31/231541, https://norio373.hatenablog.com/entry/2021/03/06/234216)もフラガール(先日観たばかり https://ja.m.wikipedia.org/wiki/フラガール)も主人公は幾度となく危機に瀕し、その状況から何とか脱していく。
我々の人生も同じではないか。
危機に陥り、のたうちまわりながら前進していく。
逆風の中、高く舞い上がっていく。
危機に追い込まれた時に弱音を吐くのではなく、「面白くなってきやがった」と呟く。
ピンチはチャンス
使い古された言葉は時代を超えて真実味をさらに増している。
面白くなってきやがった
「面倒くさい、面倒くさい」
それはかの有名な宮崎駿の口癖。
最近では芸人もよく使って流行り言葉にようにさえなっている。
改めて考えると世の中の大切なことは大抵面倒くさい。
「面倒くさい」という言葉が出たらそれは大切な証拠。
面倒くさいことを一つずつ丁寧にすることが、成功のカギであり、唯一の方法。
「面倒くさい」が出たら成長のヒントであり、チャンスなのだ。
ここ数日の間、トップアスリートの活躍と共通点から普通の人々が学べることを探っている。
ゴルフの祭典と言われるマスターズで優勝した松山英樹選手のキャディーが取った行動が話題になった。
https://news.yahoo.co.jp/byline/nakajimakei/20210413-00232386/
男子ゴルフ 早藤キャディーが取った「日本人らしい行動」が、欧米人以上にアジア人を感動させた背景
中島恵 | ジャーナリスト 4/13(火) 6:15
松山選手と並ぶ早藤キャディ―(写真:ロイター/アフロ)
4月11日(アメリカ時間)、男子ゴルフの海外メジャー大会「マスターズ・トーナメント」で松山英樹選手が初優勝を果たし、日本中が大きな喜びに包まれました。“アジア人”として初の快挙です。
日本の各メディアでは松山選手が優勝を決めた瞬間を何度も放送していましたが、もうひとつ、松山選手のサポートをしていた早藤将太キャディーが取った行動も注目を集めました。
それは、早藤キャディーが最終18番ホールで手にしていた黄色いピンをホールに戻したあと、自分の帽子を静かに取り、コースに向かって一礼するという行為でした。
ツイッター上で賞賛の嵐
アメリカのスポーツ専門局が、このときの動画をツイッターに投稿したところ、投稿から8時間経った4月12日午後5時(日本時間)時点で合計250万回以上も再生されるなど、大反響を呼んでいます。
松山英樹選手、キャディの行動でも世界に感動広がる。帽子を脱ぎ、一礼を…
ツイッター上には、アメリカ人を中心に「すごい光景だ」「なんてすばらしい瞬間なんだ」「清々しい!」「さすが日本人」と称賛するコメントが次々に書き込まれました。
このニュースが日本で報道されると、日本人も同じように感動。「海外の人にこんなに評価されて、うれしいです」「同じ日本人として誇りに思います」などのコメントが相次ぎました。
日本では剣道などで「礼に始まり、礼に終わる」といわれますし、野球場やサッカー場などでも、深々と一礼するという行為はよく見かけるもので、日本人にとっては初めて見る行為ではありませんが、日本人の感謝や礼節、敬意といった気持ちが、マスターズという大舞台で、早藤キャディーの行動を通してアメリカ人など世界中の人々に伝わったことは、日本人として本当にうれしいことだと思います。
しかし、この早藤キャディーが取った「日本人らしい行動」を喜んでいたのは、アメリカ人や日本人だけではありません。アメリカに住んでいる中国人や韓国人などアジア系の人々の間でも大きな感動を呼んだのです。
アメリカでアジア人は一括りだからこそ
アメリカに住む私の中国人の友人は、日本にも1年間だけ住んだ経験があったので、早藤キャディーがゴルフ場に一礼をした姿を見て「とても日本人らしい。すばらしい」と思ったそうですが、その後のツイッターなどの反響の大きさに、「まるで自分事のように、さらに感動しました」とSNSで私に連絡をくれました。
その友人はアメリカに住んで7年。大学院を卒業後、今は現地企業に就職していますが、アメリカでの有形無形の「アジア人差別」に苦しんできたといいます。その友人は中国語、英語、日本語の3か国語が堪能ですが、その友人によれば、アメリカでは「中国人、日本人と分けず、アジア人はみんな一括りにされて、同じような目で見られている」といいます。
日本では、米中関係が悪化して、双方の国民感情の悪化が、無関係の日本人にまで飛び火してしまっているように思っている人が多いかもしれませんが、友人の話では、たとえ彼が日本語を話し、周囲から日本人だと思われたとしても、やはり差別されるし、逆に、日本人が中国人や韓国人だと勘違いされても、同じように差別される、といいます。
このように、アメリカでは「アジア人全体」への深刻な差別が広がっている状況です。
なので、アメリカ人が松山選手の優勝や、早藤キャディーの行動を賞賛する姿を見て、彼は「自分は同じアジア人の一人。だからこそ、アメリカでこのように同じアジア出身の日本人が実力で優勝を勝ち取り、それが賞賛されたことに深い感動を覚え、自分自身も勇気をもらったような気がしました」と話してくれました。
この話を聞き、私は松山選手の功績は、“日本人として初”というところだけでなく、“アジア人として初”というところに、より大きな価値と、この複雑な時代だからこその重い意味があるのではないか、と思いました。
数日前にトップアスリートの共通点をこう書いた。
不可能を可能にするのは、自分を信じる力と不屈の闘志、そして、それを実行し続ける根性なのだ。
それは「見えないものを信じる力」と言い換えてもいいかもしれない。
日本人として、
アジア人として、
そして、
人類の一員として、
その進化の秘密を見つけた気がした。
ここ数日スポーツやトップアスリートについて取り上げてきた。
https://norio373.hatenablog.com/entry/2021/04/14/225825
https://norio373.hatenablog.com/entry/2021/04/13/220805
https://norio373.hatenablog.com/entry/2021/04/12/215745
https://norio373.hatenablog.com/entry/2021/04/11/230430
昨日のブログの最後にこう書いた。
不可能を可能にするのは、自分を信じる力と不屈の闘志、そして、それを実行し続ける根性なのだ。
それ以外にも世界レベルで活躍するトップアスリートに共通するものが2つある。
天から与えられた才能と強靭な肉体
両方とも天性であったり、両親や家系から受け継いだものであったり、誰もが手にするものではないけれど、自らの力で高められる範囲もある。
「強靭な肉体」と言うと世界レベルを想像するかもしれないけれど、「強い身体」くらいなら普通の人にだって出来るし、アスリートでなくとも学生にも社会人にも引退後の第二の人生にあっても困らないもの。
むしろ望まれる。
「強い身体」を作ることを改めて意識したい。
池江璃花子が凄い。
言うまでもなく、日本を代表する競泳選手であり、白血病を患うも奇跡の復活を遂げた。
https://www.google.co.jp/amp/s/www.jiji.com/amp/article%3fk=2021041400445&g=spo
池江璃花子、挑む「使命」 驚異的回復、代表に刺激―リレーメンバーで東京五輪へ
2021年04月14日10時51分
競泳日本選手権女子50メートル自由形で優勝し、4冠達成を喜ぶ池江璃花子=10日、東京アクアティクスセンター
白血病を乗り越えた池江璃花子(20)=ルネサンス=が、驚異的な復活劇で東京五輪代表に入った。退院から約1年4カ月で選考会に間に合わせ、再び日本のトップに。その姿は競泳にとどまらず、多くのアスリートに刺激を与えた。
昨年7月、東京・国立競技場で行われた1年前イベント。聖火のともったランタンを手にした池江は、困難を克服した選手として世界にメッセージを発信した。「1年後、五輪やパラリンピックができる世界になっていたらどんなにすてきだろう」。翌月に競技会に出場。泳ぐたびにタイムを更新し、代表選手として大舞台に臨むまでに回復した。
復帰当初から2024年パリ五輪を最大の目標と定めてきた。日々体調や練習に向き合ってきた結果が、先の日本選手権での4冠達成。個人種目の派遣標準記録には届かなかったが、本人の想定以上のタイムでリレーの代表権を得た。一度は諦めた地元東京での大会。「決まったからにはしっかり、自分の使命を果たさなければいけない」と言い切る。
新種目の混合400メートルメドレーリレーでともに泳ぐことになる男子背泳ぎのベテラン、入江陵介(イトマン東進)が言った。「璃花子の泳ぎを見て、一人間として勇気づけられた。スポーツの力ってこういうことなんだと気付いた」
コロナ禍で万人から歓迎される五輪ではないと感じ、不安な心境を明かす選手も多い。参加者への制限も多くなるだろう。そんな苦しい状況だからこそ、池江の出場はプラスの影響をもたらしている。「本番でもタイムを上げられるような練習をしていきたい」。夏にもう一度、見る者の魂を揺さぶるような泳ぎが見られるはずだ。(2021/04/14-10:51)
池江璃花子選手、東京五輪出場の“快進撃”に祖母感涙「あの子はよく頑張った」 スポーツ池江璃花子東京五輪水泳がん復帰 週刊女性2021年4月27日号 2021/4/13 暗雲立ち込める東京五輪に吉報が舞い込んだ。競泳選手の池江璃花子が、東京五輪代表選考会を兼ねる日本選手権に出場し、2種目で優勝。400メートルメドレーリレーと400メートルリレーの日本代表に内定した。 「4月4日の100メートルバタフライでの優勝後のインタビューで“努力は必ず報われるんだなというふうに思いました”と語っていました。日本選手権に出場するのは3年ぶり。まさに奇跡です」(スポーツ紙記者) 10代から日本を代表する選手として活躍した彼女を、病魔が襲ったのは突然だった。 「2019年の2月、オーストラリアで合宿を行っていたところ、体調不良で緊急帰国。その後の検査で、急性リンパ性白血病と診断されました。当時は、五輪どころか命に関わる事態といわれていましたね」(同・スポーツ紙記者) 抗がん剤や造血幹細胞移植といった治療を受け、2019年12月に退院。その直後のコメントでは「2024年のパリ五輪を目指す」と語るなど、長い闘病生活が始まるのかと思いきや、約1年半後となる今、彼女は東京五輪の代表選手に内定した。 医師も驚く池江選手の復活劇 これまで多くの白血病患者を担当してきた江戸川病院腫瘍血液内科部長の明星智洋医師も、驚異的な復活に驚きを隠せない。 「急性リンパ性白血病は同種移植をしない場合、通常2年間治療することが多いのですが、池江さんの場合、年齢的に若いことと、いいドナーが見つかったため、早めの同種移植を行ったのかもしれません。ただ、臓器にできたがんのように切除して終わりというものではなく、治療は長丁場になるんです」 治療の副作用も重くのしかかる。 「通常、同種移植といった他人の造血幹細胞の移植を行うと、移植片対宿主病という免疫反応が出てしまい、内臓の機能が低下します。さらに副作用で筋力や免疫力も落ち、その状態が最短でも半年近く続きます」(明星医師) 治療後も油断はできない。 「一般的に、成人の急性リンパ性白血病の5年生存率は30~40%。治療を終えても元どおりの生活ができるとは限りません。寛解状態になっても再発する可能性も抱えています。そのため、治療後も最低5年間は経過を見ますので、彼女は今でも定期的に病院に通っていると思われます。 そのような中でトレーニングを積んで大会に臨み、復帰を遂げたのですから奇跡の復活といえます」(明星医師)
白血病が超一流の選手の健康を蝕んだのと同じようにコロナ禍は多くの業界や企業、個人を蝕んでいる。
生き残ることを考えるのが普通であろう。
まずは体力を取り戻そうとするのが普通であろう。
しかし、
設定するゴールが完全復活であり、オリンピック出場であり、更なる進化だとすればどうだろう。
不可能を可能にするのは、自分を信じる力と不屈の闘志、そして、それを実行し続ける根性なのだ。
池江璃花子になりたい。
池江璃花子になる。
今シーズン、メジャーで大活躍しているもう一人のプロがいる。
ロサンゼルス・エンジェルズの大谷翔平選手である。
リアル二刀流をメジャーで実践し、日本人だけでなく、全米が熱い視線を送っている。
https://thedigestweb.com/baseball/detail/id=39789
MLB
大谷翔平、史上5人目の快挙達成! 打球速度191.5キロ超えはスタントンやジャッジらの“怪物級”
THE DIGEST編集部2021.04.13
大谷翔平のバッティングが絶好調だ。
ロサンゼルス・エンジェルスの大谷は現地時間4月12日、敵地でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「2番・DH」で先発出場。5打数3安打3打点の活躍で、チームも10対2で完勝した。
第1打席、大谷はカウント1-2から内角低めのスライダーを上手く捉えるレフト前ヒット。この一打には相手放送局からも「イチローのようだ」と称賛の声が上がったが、凄かったのはここからだった。
3回の第2打席は併殺、第3打席は失策で出塁と打ち取られた中で迎えた7回の2死二、三塁の場面。4対3で1点リードと追加点が欲しい展開で、大谷は高め95マイル(約153キロ)の速球を強振すると、打球は弾丸ライナーで右翼フェンス前に届く貴重なタイムリー二塁打に。そして9回の第5打席も二塁打を放ち、続くマイク・トラウトの2ランでホームにも帰ってきた。
そして、7回の二塁打で「歴史」にその名を刻むことになった。何と超弾丸ライナーの打球速度は119.0マイル(約191.5キロ)を計測。2015年にスタットキャスト(弾道解析機器)がメジャーリーグに導入されて以降、速度119.0マイル以上の打球を放った選手はわずか5人しかいないのだ。そして、その面々はさすがのパワーヒッターばかりである。
2017年に59本塁打を放ってMVPを獲得した球界ナンバーワンの飛ばし屋ジャンカルロ・スタントン、同じく2017年に当時メジャー歴代新人最多52発を放ったアーロン・ジャッジ、捕手歴代シーズン最多本塁打記録を持つゲリー・サンチェス(ともにニューヨーク・ヤンキース)、40本塁打超を4回記録している不惑のスラッガー、ネルソン・クルーズ。こうした“モンスター”しかいない領域に、大谷が踏み込んだというわけだ。
奇しくも先日、レッドソックスの主砲であるJD・マルティネス(ボストン・レッドソックス)は「2番・投手」で出場した試合で一発を放った大谷を見て、「打球速度が115マイル(正確には115.2マイル/約185キロ)だったよね。マジですごかったし、強烈な打球だった。あんな速い打球を打てる打者はそう思いつかない。スタントンやジャッジ級のパワーだよ」と語っていた。
そして12日の試合で、大谷はまさに“予言”通りの結果を残したというわけだ。この試合を終えて、大谷は打率.333、3本塁打、11打点、OPS1.109と圧巻の数字を残している。次回の先発登板はまだ明かされていないが、少なくとも”一刀流”でも大きく貢献できているのは間違いない。
構成●THE DIGEST編集部
類稀な体格と才能、そして不断の努力で勝ち得た結果と言えばそれまでだけれど、投手と打者の両立というプロの世界では過去100年以上実現していなかったことをやってのけるにはどれほどの苦難があっただろうか。
数多の懐疑や批判を潜り抜けてきたであろうことは想像に固くない。
自分を信じる力とそれを実行し続ける根性こそが真の二刀流ではないか。
翻って我々自身は、誰かに反対されても批判されてもやり通すと決めたことがあるだろうか。
自分を信じる力とそれを実行し続ける根性
スケールは違いこそすれ我々もそんな二刀流の使い手になりたい。