昨日のブログで「40歳になったら自分の顔に責任を持たなければならない」というアメリカ合衆国第16代大統領リンカーンの言葉を引用した。
http://d.hatena.ne.jp/norio373/20120816
40歳という歳は孔子の「論語」の中でも「不惑の歳」として語られている。
短い全文を紹介しよう。(ここから拝借)
http://www2.odn.ne.jp/~nihongodeasobo/jugemu/rongo.htm
子曰、
吾十有五而志于学、
三十而立、
四十而不惑、
五十而知天命、
六十而耳順、
七十而従心所欲、不踰矩。
子曰く、
吾れ十有五にして学に志ざす。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳従う。
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。
孔子が云う、
「私は十五才で(学問の道に入ろうと)決めた。
三十才で(学問に対する自分なりの基礎)を確立した。
四十才で戸惑うことがなくなった。
五十才で天命を悟った。
六十で何を聞いても動じなくなった。
七十になってからは、心のおもむくままに行動しても、道理に違うことがなくなった」と。
今から約2500年も昔の人の言葉が今も生き続けていることに驚嘆する。
それはどれだけ文明が進化をしても人間の本質は変わらないということを意味し、浮かれた現代人を戒める。
鏡に映る自分の顔を今一度じっくりと見直してみる。
自分の顔に責任は持てるだろうか。
自信は持てるだろうか。
惑うことなく、
これからの道を歩み続けたい。