言い訳の達人がいる。
と言っても、あまりにも言い訳が上手でそれが言い訳に聞こえず、正当な理由として受け入れられ評価が下がらない人・・・ということではない。
言い訳の前提には何かができないという事実が必ず存在する。できないことはどんな状況であれ、好評価になることはない。
「言い訳の達人」とは、何かができない/できなかった時に反射的に言い訳が口からこぼれてしまう人のこと。尋ねられていもいないのについ言い訳を口にしてしまう人のこと。
言い訳の達人には、実は優秀な人が多い。周りからできる人と思われている人も少なくないし、真面目な人も多い。
できない/できなかった事実をしっかりと受け止め、申し訳ないという気持ちがあるからこそであり、できない/できなかった事実を報告する相手の気持ちを慮ってのこともあるから。
とは言え、その背後には自分の非を認めない、よく見せようとしたい、他のもの/人のせいにする・・・そんなよこしまな考えも見え隠れする。
何より、
言い訳を幾らしてもできるようにはならない。
次に言い訳が口から零れ落ちそうになった時はその言葉を思い起こしてぐっとこらえようではないか。
言い訳の達人になる
それがいいわけがないから・・・(え、駄洒落?? でも、言い訳はしない!!?)