「まだ習ってない」
子供たちが言うのを聞いて、自分の子供の頃がフラッシュバックした。
小学生の頃、私がそういう度に父親が「習う習わないは世の中に出たら関係ないんだよ」と言っていた。
当時は???だったけれど、今は父親の気持ちがよくわかる。
かと言って、自分の子供たちにどう伝えればいいかすぐに模範解答は浮かばない。
改めて考えてみよう。
「まだ習っていない」というのは、予め正答があって、それが事前に伝えられていないということ。教わっていないということ。
二つの観点がある。
一つは「まだ」という時系列の問題。もう一つは「習う・教わる」という主体性の問題。
「まだ習ってない」
父親が言っていたように世の中に出たら関係ないというのは一部の例外を除いて真実だ。
自ら学ぶ姿勢があればいつだってどんなことからだって知ること学ぶことができる。
学校の授業で習ってなくとも知っていることは山ほどあるし、自分からどんどん学んでいけばいい。
人生にはフライングもスピード違反もないのだから。