選択しない選択

 
選択しないという選択が日本人の性向との指摘を聞いて、なるほどと腑に落ちた。(選択の科学より)
 
 
選択しないという選択は最悪である。
 
 
どこで聞いたか忘れたけれど、動かないことのリスクは動いて損するリスクよりも大きい、とするのが常識。
 
 
にもかかわらず、最近の政治や経済を見ていると最後の最後まで動かなかった者が勝ちを収める例が至る所で見受けられる。
 
 
大局を見据え、戦略を立て、戦術を練るのが得意な人は、選択し、行動すればいい。
 
 
まさに「選択しないという選択は最悪」の通り。選択しない手はない。
 
 
逆に、それが苦手な人は敢えて動かない方がいいのかもしれない。
 
 
日本人もこの国も(あの戦争を持ち出さずとも)そういったタイプと言えそうだ。
 
 
残り物には福がある
 
 
選択しない選択も「あり」かもしれない。