バランスという弱点

 

バランスがいいというのは大抵は褒め言葉である。

 

しかし、ある見方をすると、何の特徴もない、突き出たもののない平均の寄せ集めとも言える。

 

バランスの良さは、全体を見ながら相対性を意識して文字通りバランスを保つ力が高いことを指す。

 

国語も数学も理科も社会も英語もいい。

 

バランスがいい。

 

決して悪いことではないのだろうけれど、これからの時代は何かに突出した方がいいように感じるのは筆者だけだろうか。

 

一人でバランスを保つのではなく、チームとして、総体として高いレベルでバランスを保てばいい。

 

或いは、

 

大谷翔平選手のように一人で投打走の全てでハイレベルなバランスを保つかだ。

 

バランスの良さが弱点にならないように気をつけたい。