「近くを見るから船酔いするのです。100キロ先を見てれば景色は絶対にぶれない」
我々は、コロナやウクライナ情勢を持ち出すまでもなく激動の世界を生きている。
あまりに変化が速く、激烈であるが故に個人も企業も社会も、いや、国家やグローバル社会ですら立ちすくみ、後手を踏み、更なる混乱を巻き起こしている。
目の前のこと、近くのことに集中せざるを得ないのはわかる。しかし、手元足元ばかりを見ていると船酔いしてしまうのだ。
そして、目眩と吐き気が止まらず寝込んでしまい、いつの間にか体力が削がれ、立ち上がることさえ出来なくなる。
そうなる前に、
100キロ先、100年先を見据えて、航海を続けたい。