おとぼけの空気感が欲しい。
お笑いのボケは役柄であり、作られた感がどうしてもあるけれど、芸能界でも大御所と呼ばれるタモリや所ジャージ、高田純次あたりは素のままでおとぼけの空気を纏っている(と感じられる)。
肩の力が抜けている、掴みどころがない、自然体、そんな空気感が気楽で心地良い。
気楽でおとぼけといっていい雰囲気が人気の秘密ではないか。
かと言って、嫌なことや辛いことが彼の人たちに起こらないわけもない。
何が起きても涼しい顔をして、おとぼけの空気感を漂わせる懐の深さ、度量の大きさ、そんなスケールの大きさが本当は人気の秘密なのかもしれない。
いずれにせよ、
おとぼけの空気感が欲しい。
とっても。