普段とは違うもの

 

日々の生活は同じことの繰り返しになりがち。

 

同じ時間に起きて同じものを食べて同じ道を辿って同じ職場(学校)に向かう。

 

言うこともすることも改めて考えると代わり映えしないことをただ繰り返すだけ。

 

そんな生活が平凡で退屈で面白みに欠けるのは当たり前である。

 

それを環境や周りの人や社会のせいにしてはいけない。

 

自らが自らの生活や人生に責任を持っているからというような大袈裟なことではなく、毎日を楽しく、面白いものにし、刺激溢れる日々にする方がワクワクできるから。

 

普段起きない時間に起きてみる

朝食を張り切って豪華に作ってみる

普段使わない道を使って出社(登校)してみる

普段話をあまりしない人に話しかけてみる

普段使わない言葉や表現を使ってみる

普段頼まない人に頼んでみる

普段行かないところに行ってみる

普段食べないものを食べてみる

普段観ないテレビ番組を観てみる

普段寝ない時間に寝てみる

 

普段とは違うものに挑戦してみる。

 

ちょっとした冒険家になった気分を味わえるかもしれない。

 

 

 

想いの強さ

 

想いの強さが全てを突き抜ける


そんなことを思う機会が最近よくある。(昨日のブログ「エレベータートーク」でもそんなことを書いた)


迷いも恥ずかしさも自信のなさも超えていく。


何かをしたい、何かをする、そんな想いが強ければ強いほどエネルギーが高まり、普段感じる不安感やネガティブな想いを遥かに超えていく。さらに熱気を帯びると周りの人や物事も幸運も引きつけるようになる。

 
去年神っていた広島東洋カープが今年も抜群の強さを発揮している。(この3試合は小休止かな)
 
その広島カープの本格右腕大瀬良投手のドラフト時のエピソードが頭にこびりついている。
 
数年前のドラフト会議でのこと。大瀬良投手を無名の頃から追いかけていたスカウトがくじを引くことになった。普通は球団社長や監督がその役割を担うのに一スカウトが大役を得て、そして見事に交渉権を獲得したのはその想いの強さゆえ。
 
くじを引き当てた時の彼の喜びとその後染み出た感動と責任感の重さ、そこから解放された喜び、安堵感のようなものがないまぜとなったようでまさに感無量といった表情を浮かべていたのが印象的だった。
  
そして、広島に交渉権が決まったことを知った瞬間の大瀬良投手の笑顔も忘れられないほどさわやかで温かいものだった。
 
スカウト、選手の想いの強さが引き寄せた執念と言える。
 

ドラフトの陰の主役 感動を呼んだ広島スカウトの半生とは

Full-Count 

「絶対に当たると信じて臨みました」

 2013年のドラフト会議は、何ともいえない清々しさを持って幕を閉じた。九州共立大の大瀬良大地投手(22)を引き当てた広島・田村恵(けい)スカウト(37)の力強い拳と震えた声が、ファンの感動を呼んだ。ネット上には「ありがとう、田村スカウト」「スカウトと選手の絆がいい」「感動した」「(田村スカウトが)感極まる姿を見て、もらい泣きしました」などの言葉が次々と書き込まれた。今年も数多くのルーキーたちが脚光を浴びたドラフト会議において、田村氏は陰の主役と言えるかもしれない。
 
 広島は指名で重複した場合、担当スカウトがクジを引くことを決めていた。1巡目指名の大瀬良がヤクルト、阪神と競合すると、広島は球団史上初めて、九州担当の田村スカウトが壇上に上がった。対するヤクルトは小川淳司監督(56)、阪神和田豊監督(51)が運命の瞬間に立ち会う。一人のスカウトが迫力のある両監督に挟まれる光景は異様だった。
 
 その中で見事、交渉権獲得の判が押された紙を引き当てたのが、37歳のスカウト。声が震えた。
 
「ありがとうございます。本当にうれしいです。やっぱり、自分が一番、見続けてきたので、絶対に当たると信じて、臨みました」
 
 インタビュアーから「どんな選手に育ってほしいか」と問われると、「えっ…、頭真っ白で、何も答えられません」と思考すらままならない様子。最後に「野村監督のもとで一生懸命がんばって素晴らしい投手になってくれると思います」と絞り出すのが精一杯だった。その目はかすかに潤んでいた。
 
 そこまで感情が高ぶるのも無理はない。田村スカウトと大瀬良はこの瞬間まで約5年もの間、お互いを意識してきたのだ。

大瀬良にも熱意は十分伝わっていた

 広島は2009年のドラフトで、田村スカウトがマークしていた長崎・清峰高校今村猛を1位で指名。その年の夏の長崎県大会の準々決勝で、その清峰を破り、甲子園に出場したのが大瀬良を擁する長崎日大高校だった。田村氏はこの頃から常に大瀬良を気にかけていた。
 
 その5年分の思いは本人にもしっかりと伝わっていた。大瀬良はドラフト前まで12球団OKの姿勢を打ち出し、意中の球団名を挙げることはしなかった。だが、行き先が決まった後で、実は広島を希望していたことを明かしている。
 
 プロ野球のスカウトの世界では、どれだけ強い思いを持って選手を獲りにいっても、本人に届かないケースが多い。それが大瀬良の場合は広島に気持ちが傾いていた。つまり、それだけ田村スカウトの熱意が並はずれていたということだ。ドラフトで田村氏が壇上に立った瞬間、大瀬良自身、「引き当ててくれるかもしれない」と感じていたという。
 
 大瀬良が投手だったからこそ、田村氏の思いもとりわけ強かったのだろう。現役時代は捕手。約20年前は甲子園を沸かせた選手の一人だった。ドラフトの壇上に立つ姿を見て、懐かしさを覚えたファンもいたかもしれない。
 
 当時、黒縁メガネの小柄な捕手だった田村と、かわいらしいルックスの投手・福岡真一郎の鹿児島商工バッテリー(3年生時は校名変更で、樟南高)はアイドル的な人気を博した。2、3年の春夏で計4度の甲子園に出場。田村は3年時に主将を務め、鹿児島県勢初の決勝進出も果たしている。
 
 後に語り継がれるほどの存在となったのは、彼らの不運な散り際も一つの要因だった。1993年、田村が2年生の夏の3回戦。優勝候補と言われた茨城代表・常総学院を相手に序盤から4点をリード。福岡と田村のバッテリーは金子誠日本ハム)らを擁する強力打線を0点に封じ込めていた。だが、結果は降雨ノーゲーム。翌日に行われた再試合では、投手戦の末、0対1で敗れてしまった。
 

full-count.jp

 

次は我々の番だ。

エレベータートーク

 

エレベータートークという言葉をご存知だろうか。

 

元々シリコンバレーの起業家がエンジェルやベンチャーキャピタルから融資を得るためにエレベーターに乗っている数十秒間で事業の趣旨や計画、将来性を語り、説得するというもの。

 

一分に満たない僅かな時間で数千万から数億の融資を引き出すプレゼンは如何なるものなのか。

 

実際の成功例を聞いたことがないから想像の域を越えないけれど、日頃から入念な準備をしているのは間違いない。資料は持ち歩いているだろうし、夢と熱意も同様のはず。

 

昨日のブログ(逆算の力)で書いたラグビー日本代表前ヘッドコーチのエディ・ジョーンズに実際に会ったことがある。

 

宮崎にあるホテルのエレベーターで偶然に。

 

筆者は起業家でもラグビーの関係者でもないから心が震えるような、何億もの融資を引き出すようなエレベータートークはしなかったし、できなかったけれど、改めて考えるとそんな機会はなかなかないもの。それでも全くないわけでもない。

 

翻って、自分のしたいこと、やり通したいこと、実現させたい夢、それらを明確に持ち、強い想いを持っていれば、いつどこで突然チャンスが現れても納得のいく対応ができるはず。

 

いつどこでチャンスが訪れるかわからないからこそ普段から自分なりのエレベータートークの準備をしておきたい。

 

逆算の力

 

ラグビー日本代表が世界の強豪中の強豪である南アフリカを撃破したことは記憶に新しい。

 

その関係者に話を聞く機会があった。

 

日本代表が世界の強豪を破ることができた一番の要因を尋ねてみると回答は極々シンプルなものだった。

 

それが逆算の力と呼ばれるもの。

 

2012年にラグビー日本代表チームのヘッドコーチ(監督)に就任したエディ・ジョーンズ氏は就任した瞬間から2014年9月の南アフリカ戦にターゲットを絞り、その一戦に勝つために全ての計画を立て、選手を鍛え、鼓舞し、最終的に勝利に導いたのだという。

 

日本人の血が流れているニュージーランダーは日本人がハードワークに耐えられることを知っていたし、何より選手たちを信頼していた。

 

その土台があったとは言え、ゴールを設定し、いつまでに達成するのかを明確にした上で必要なことを書き出し、そこに辿り着くために必要なことを全てし尽くしたという。

 

それまでの日本のラグビー界では考えられないほどの方法であり、ハードワークであったという。

 

それでも遠くに輝く光がほんの少しずつでも大きくなる実感がハードワークを支え、チームワークをより強固なものにした。

 

参考になるのは、まずは夢を設定すること。

 

とんでもない夢や目標であってもそれを一旦明確に設定し、期限を設けることで逆算の力が無意識のうちにオンになる。

 

あとは思考と根性を総動員させて逆算の力を加速度的に上げるだけ。

 

ラグビーの次のワールドカップは2019年にここ日本で行われる。

 

エディ・ジョーンズ氏はいなくなってしまったけれど、逆算の力を発揮させて、日本代表チームが再び世界を驚かせる日を今から楽しみにしている。

 

我々の人生の残り時間も限られていることを頭の片隅に感じながら。

 

 

誰かの受け売り

 

自分が何か特定のことに対してどんな意見を持っているのか。なぜそう思うのか、考えるのか、意見を持たなければならない、持ちたいと思った。

 
人生をどう生きるのか、行きたいのか、
 
そろそろハッキリとした指針やしたいことの明確化を、と。
 
そんな風に感じていたからこそ昨日の額の言葉(人生は短い)に心を打たれたのだと気付いた。
 
残された時間を意識し始めたからが大きいけれど、本当は年齢や経験の多寡にかかわらず自分の意見を持つのはよいこと。
 
トランプ政権について感じているところはある。
北朝鮮の執拗な挑発についても意見は持っているつもり。
AIやVRがもたらす社会の変動についてもある程度の予測はついている。
 
それでもそれらは果たして本当に自分が感じていることなのだろうか。
 
テレビやネットで見たこと、本で読んだことをそのまま自分の意見と思い込んでいるだけではないだろうか。
 
誰かの受け売りではないのか。
 
情報がなければ何も始まらないけど、それだけでは不十分。
 
右から左へ流すだけではなく、自分の中で情報をプロセスすることが肝心。付加価値を自ら作り出すことで情報が自分のものになり、知恵になる。そして、そのプロセスを十分なもの、価値あるものにするために自分の価値観、自分の意見が意味を持ってくる。
 
誰かから受け取ったものをそのまま横流しにするのではなく、
 
自分の手で付加価値をつけ、
 
自信を持って売り捌く。
 
そういう人にわたしはなりたい。
 
 

人生は短い

 

こんな額を見つけた。

 

 

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立ち止まって、暫しの時間をかけて読んでみる。

 

すると、

 

心が震えた。

 

自分なりに意訳してみよう。

 

これはあなたの人生なのだ。あなたが好きなことをすればいい。たくさんすればいい。もし好きじゃないことがあるなら変えればいいし、今の仕事が嫌なら辞めたらいい。時間が足りないならテレビはやめよう。理想の恋人を探すのもやめにする。その人はあなたが好きなことをし始めるのを待っているのだから。考え過ぎもやめる。喜怒哀楽はそれだけで美しく、人生はシンプルだ。食事は一口一口を楽しもう。新しいことに心と頭を開き、歓迎する。新しい出会いも同じ。私たちは一人ひとりが持っている個性の違いで繋がっている。誰かに情熱を傾けているものを尋ねてみよう。あなたが追いかけている夢を誰かと共有してみる。旅行に出掛けよう。迷子になって初めて発見する自分がいるかもしれない。特別な瞬間は一度しか訪れない。それを掴むのだ。人生はあなたが出会う人達でできている。そして、その人達と一緒にあなたが創り上げるもの。恐れずに外へ出掛けよう。そして自分の人生を創り始めるのだ。人生は短い。夢を生きよう。そしてあなたの情熱を大好きな人達と共有するのだ。

 

 そう。

 

人生は短い。

 

10代や20代の頃、時間は永遠にあると思っていた。

 

タイマーの音が聞こえ始めた今、

 

何をすべきなのか、何をやめるべきなのか、

 

答えを再確認できた気がする。

 

隠れ家

 

秘密基地、隠れ家的なものにどうして男は惹かれるのだろう。弱いのだろう。

 

広島で知り合いに連れて行ってもらったお店がまさに隠れ家。

 

昭和の寂れた路地に入り、古いビルの地下に降りると、そこは鄙びたスナック街。その突き当たりに隠れ家はあった。

 

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中に入るとそこはいたって普通の居酒屋。料理人のいるカウンターから全体が見渡せるくらいの広さで少し年配の人たちが切り盛りしている。家族経営の小料理屋さんと言った方が雰囲気は伝わりやすいかもしれない。

 

お店中に美味しそうな匂いが立ち込めていて、見てくれはそれほどでもなくても出てくる料理は一品一品が絶品!

 

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広島名物うにホーレンも美味!

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仕事を終えてのビールが最高だ!

 

締めはこれも地元では人気の汁なし担々麺のお店で舌鼓を打つ。

 

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美味しい楽しい夜が更けていく・・・

 

今度はいつ隠れ家に帰れるだろう。