エレベータートークという言葉をご存知だろうか。
元々シリコンバレーの起業家がエンジェルやベンチャーキャピタルから融資を得るためにエレベーターに乗っている数十秒間で事業の趣旨や計画、将来性を語り、説得するというもの。
一分に満たない僅かな時間で数千万から数億の融資を引き出すプレゼンは如何なるものなのか。
実際の成功例を聞いたことがないから想像の域を越えないけれど、日頃から入念な準備をしているのは間違いない。資料は持ち歩いているだろうし、夢と熱意も同様のはず。
昨日のブログ(逆算の力)で書いたラグビー日本代表前ヘッドコーチのエディ・ジョーンズに実際に会ったことがある。
宮崎にあるホテルのエレベーターで偶然に。
筆者は起業家でもラグビーの関係者でもないから心が震えるような、何億もの融資を引き出すようなエレベータートークはしなかったし、できなかったけれど、改めて考えるとそんな機会はなかなかないもの。それでも全くないわけでもない。
翻って、自分のしたいこと、やり通したいこと、実現させたい夢、それらを明確に持ち、強い想いを持っていれば、いつどこで突然チャンスが現れても納得のいく対応ができるはず。
いつどこでチャンスが訪れるかわからないからこそ普段から自分なりのエレベータートークの準備をしておきたい。