挑発に乗らない

 

時に挑発的な行動をぶつけられることがある。

 

意図的なのかそうでないのかはわかる時とそうでない時がある。

 

個人的にも国家としても。

 

読んではないけれどタイトルだけ見ても納得がいく。

 

 

挑発に乗ってしまうと相手と同レベルになってしまう。

不必要な時間や無用のエネルギーを遣わないために、

 

いなす、かわす、そらす、はぐらかす・・・

 

クールで大人な対応が一番。

 

くれぐれも挑発に乗らないようにしたいものである。

 

 

謙遜と卑下の間

 

日本人の美徳の一つに謙遜がある。

 

自分を下に置いて相手を立てる、へりくだって、控え目な態度をとる。

 

コミュニケーションの一つのテクニックであり、年次の上の人を敬う上下関係が健在の日本では当たり前の常識の範囲に入る技。

 

卑下は自分を劣った存在だとし、卑しめること。

 

相手の取る態度やその場の雰囲気によって時に謙遜が卑下に近づき、そのせいで力関係が変わったり、雰囲気が微妙になってその先が見えにくくなることがある。

 

特に目上や立場の上の人の謙遜が卑下に近くなると周りの人が動作接していいのか、どこへ向かって進んで行けばいいのかがわからなくなって逆効果にさえなってしまう。

 

謙遜と卑下の間に嵌らないよう気をつけたい。

 

 

ハッピーエンドの続き

 

大団円で終わる。

 

ハッピーエンドで終わる。

 

それがいいのに反対意見はないだろう。

 

みんながそれを目指して頑張っている。

 

されど、現実の世界では、「自らの死」以外はあくまで一つの章が終わるだけ。

 

ハッピーエンドには必ず続きがあるのだ。

 

油断してはならない。

 

と同時に、失敗に終わっても諦める必要はない。

 

次の章で逆転すればいいだけであり、たとえ次の章でもうまくいかなくてもその次に挽回すればいい。

 

ハッピーエンドの続きを考えるのも主演するのも演出をするのも自分なのだから。

 

 

大きな円を描く

 

物事が良い方向に動くように頑張ってみる。

 

思い通りに行くこともあれば、そうならないこともある。

 

むしろ後者の方が多くて、だからこそやりがいがあって、努力のしがいがあって、うまくいった時の喜びを大きい。

 

それが一人の頑張りであってもそうならば、多くの人と力を合わせた時の喜びは何十倍にもなる。

 

その成功の暁には全員で手を取り合って輪になり・・・

 

文字通り

 

大円団・・・

 

と思っていたら、「大団円」の間違いだったことが判明。

 

https://docoic.com/43514

 

http://d.hatena.ne.jp/keywordtouch/%C2%E7%B1%DF%C3%C4

 

ただただ大ショック。

 

勘違いは恥ずかしいけれど、うろ覚え(これもかつては「うる覚え」だと思っていた)でいるよりも正確な知識に置き換わるならその方がいい。

 

物語の最後に向け、これからも大きな円を描いていきたい。

 

 

ドーナツスピンを起こさぬように

 

誰かにアクセルを踏めと言われる。

 

別の人にはブレーキを踏めと言われる。

 

どうすればいいのか。

 

ギューっとアクセルを踏みつつブレーキを掛けると前輪は止まったまま車はその場で円を描くようにくるくる回る。

 

ドーナツスピンと呼ばれる現象だ。

 

同じ場所でエネルギーだけ使い、どこにも行けない状態が続く。

 

そこから脱出するためには、まずはアクセルもブレーキも止めてみる。

 

次にするのは方向感を見定めてからアクセルだけを踏むこと。

 

ブレーキはスピードが出過ぎる時にだけ使えばいい。

 

それでも翻って自分もそんな指示を誰かに出していないかを考えてみたい。

 

そう思った。

 

ブレーキをかけるもの

 

こんな言葉に出合った。

 

「環境が、あなたの行動にブレーキをかけるのではありません。あなたの行動にブレーキをかけるのは、ただ一つ、あなたの心だけなのです」

 

未来食堂 代表  小林せかい

「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2017」の受賞スピーチ

 

先日紹介した出口氏の「本物の思考力」の最後に綴られていた言葉である。

 

そして、

 

あなたの行動のアクセルを踏むのもあなたの心だけなのだと気づいた。

 

スマホを忘れただけなのに

 

スマホを落としただけなのに

 

は、明日から始まる北川景子主演の映画のタイトル。

 

http://sumaho-otoshita.jp/sp/

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映画を観たわけでも関係者でもないのに紹介するのは私自身が先週スマホをある場所に置き忘れたから。

 

先週の西日本への出張で新幹線から岡山の駅に降り立った瞬間スマホを新幹線内に忘れたことに気づいた。

 

一瞬のうちに3つの選択肢が頭の中に浮かぶ。

 

1. 荷物を持ったまま新幹線に戻り、置き忘れたスマホを奪還する。失敗したら広島まで行く。その時は仕事には間に合わない。

 

2. 荷物を置いてサッと新幹線に飛び乗り、心当たりある場所へ素早く辿り着く。もしドアが閉まる前に脱出できなければ、荷物はプラットホームに置き去り、体は広島まで持っていかれ、仕事には間に合わない。最悪のケース。

 

3. このまま見送り、次の手を考える。

 

1秒後に3を選び、ドキドキしながら改札に行き車掌さんに遺失物センターへの行き方を尋ねる。

 

結局、時間切れで遺失物センターを訪ねられず後から電話をすると、とても親切な係員の方でが出てくれた。事情を説明すると乗っていた新幹線の車掌にすぐに連絡を取ってくれるとのこと。状況がわかり次第仕事用の携帯まで連絡を入れてくれることになった。

 

スマホがないと家族へ連絡を入れようにも電話番号はわからない。明日泊まるホテルもわからない。撮った写真も多くはバックアップしていず、スマホの中にだけある情報も決して少なくない・・・

 

冒頭の映画の予告ではこんな怖いことが・・・

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ドキドキしながら仕事をしていると、いつの間にか留守電にメッセージが残っていて、恐る恐る再生してみると・・・

 

スマホは確保され、博多駅にて保管されているという。

 

翌日の出張先であり、何の問題もなく無事回収できた。

 

あまりのラッキーさに、日本人の人の良さと安全面に感謝×100!

 

自分のあまりの間抜けさに自己嫌悪に陥っていたのも束の間、ホッとして気が緩んでいる。

  

だけではダメで、ここから何かを学ばなければならない。

 

スマホを忘れただけなのに・・・

 

とならないように。

 

皆さんもお気をつけください。