気づきを阻害するインプット
ビジネス書を読んだり、WEBでニュースを見たりするのは決して悪いことではない。
むしろ生産性を上げるためのビジネス脳を作るためには絶対必要不可欠なこと。
しかし、時にあまりにインプット作業に集中し過ぎるがために「気づき」の機会を
失ってしまうことがある。
まさに本末転倒とはこのことだ。
「気づき」のためのインプットが「気づき」を奪ってしまう。
今日、新幹線のプラットホームでiPhoneを使ってニュースを読んでいた。
何気なく顔を上げた瞬間、自由席車両の前に並んでいる長い列が目に飛び込んできた。
生きている景気動向だ。
と同時に自分に足りないものがふと心の中に浮かんだ。
まさに気づきの瞬間。
我々、ビジネスの志士たちは常に「成果」を意識しているが、「気づき」が
そのきっかけになることは少なくない。
成果の入り口になる「気づき」をもっと多く、もっと鮮烈に感じるために
もっともっと心を磨いていこうではないか。
「気づき」を求めることで「気づき」が得られるのだ。
まさに「求めよ、さらば与えられん」ではないか。