歯磨き粉
筆箱
吊革
下駄箱
枕木
呼び鈴
黒板
ウッド(ゴルフクラブ)
共通点はな〜んだ?
その答えは・・・
「死語の反対」
とでも表現すべきか。死語が使われなくなった言葉に対して、これらの言葉は現在も普通に使われているにもかかわらず、実際のモノは使われていない言葉、ということになる。
歯磨き粉とは言うけれど、今では粉状のものはどこにも売っていないし、筆箱にも筆は入っていない。吊革も革ではないし、下駄箱にはラブレターは入っていても(それも今はありえない?)、下駄は入っていない。枕木もコンクリートにとって代わられているし、呼び鈴も鈴ではない(呼び鈴は死語かも?)。黒板も昔は本当に黒かったらしいが、ここ数十年は濃い緑だ。ゴルフクラブのウッドもパーシモンの時代は去り、今はチタンの全盛期。
生き残る言葉とそうでない言葉を研究するのはちょっと面白そう。
日進月歩のIT関連ではバズワードと呼ばれるような流行り言葉やコンセプトが現れては消え、消えては現れる。
案外アナログの方が生活に密着していて長生きすることの方が多いのかもしれない。
他にはどんな「死語の反対」があるだろうか。