無知の知

「無知の力」と題して無知でいることが時に力を与えてくれることについて昨日考えた。
http://d.hatena.ne.jp/norio373/20121008



その最後を「無知の知のためにも」と締め括った。



無知の知」とは言わずと知れた、ソクラテスの有名な言葉。



はてなキーワードによる説明が端的でわかりやすいのでそのまま掲載させていただこう。



「自分自身が無知であることを知っている人間は、自分自身が無知であることを知らない人間より賢い」「真の知への探求は、まず自分が無知であることを知ることから始まる」という考え方のこと。以上



インターネットが当たり前の時代になってしばらく経つ。



人類の英知が仮想空間に貯蔵され、いつでも誰でもネットを通じて無限の知にアクセスできるようになった。



それがあたかも自分の知であると錯覚してしまうほどに。



それ故に、検索することが知の作業だと勘違いしてしまう人の何と多いことか。



今一度、自分から改めたいと思う。



無知の知を知ること。



そして、



ネット上にある知をどう自分の血と肉に変えられるのかを体得する方法を探り続けなければならないということを。