無量大数の不可思議

あまり知られていないけれど、「無量大数」とは数の単位。



最も大きな単位である。



一十百千万十万百万千万一億十億百億千億一兆十兆百兆千兆一京十京百京千京一垓・・・その最後であり、数えられる最も大きな単位(10の68乗)を「無量大数」と呼ぶのだそうだ。



一時期は世界一のスピードを誇った純国産スーパーコンピュータ「京(けい)」も3位に転落してしまった。



先日その百倍の性能を持つスーパーコンピュータの開発に着手するという記事を目にした。



いつになるのか、開発費用がどれだけかかるかは想像もつかないけれど、無量大数の計算が瞬時にできることを目指し、無限の努力を重ねていくことは人間の使命であり、宿命なのではないかという気がした。



それは2番じゃいけないとか予算の問題ではなく、進化を希求する人間の不可思議の一つではないだろうか。
(実は「不可思議」は「無量大数」の一つ前の数の単位でもある。10の64乗。何とも「不可思議」なこと)



※とてもシンプルでわかりやすいサイトを見つけたので勝手に紹介させていただきます。
http://www2.ucatv.ne.jp/~jay_ion.sun/write%20file/sugaku/01%20tani.htm