障害物競走


ハードルに一本橋平均台)に網(くぐり)、アメにトンネルに三輪車、ハシゴにタイヤに段ボール(キャタピラ)、跳び箱に縄跳びにセメント袋・・・


運動会の障害物競走は楽しい。


でも、日々の生活で起こる問題や障害にはつい溜め息を漏らしてしまう。


人生は障害物競走だ。


仕事も家庭も人間関係も常になんらかの障害物が発生する。


それが当たり前。


飛び越えるか、慎重に歩を進めるか、這いつくばって匍匐前進するか、白い粉の中に何も考えずに顔を突っ込むか、ちっちゃな三輪車に足を折り曲げて乗りこなして、ハシゴをくぐり、タイヤを回し、段ボールを広げ中に入ってぐるぐる回り、跳び箱を跳んで、縄跳びにチャレンジし、セメント袋に足を突っ込んでピョンピョン跳ねる・・・


不自由だけれど、それが楽しい。


そして、ひたすら前進する。


人生は障害物競走


そう思えば、


毎日が運動会になる。