言葉で表すことは世界を再構築することだと感じる。
大袈裟ではなく、物事を表すために言葉を使う瞬間、実際とは別の場所で別の解釈がなされる対象が生まれるから。
テーブルの上にある実物のリンゴを誰かに伝えるためにリンゴと言った瞬間、それを聞いた人はまた別のリンゴを想像する。
そういう意味では絵を描くのも音楽を奏でるのも物語を創るのも新しい世界を構築する行為と言える。
「すべての物は二度作られる」
とは、20世紀のビジネス書最大のベストセラーの一冊である「7つの習慣」からの言葉である。
http://www.franklinplanner.co.jp/learning/selfstudy/ss-13.html
一人の人間が一瞬のうちに世界を再構築し、それを繰り返す姿を想像してみる。
そこには無限の世界が存在する。
自分の可能性をもっと信じてみてもいいのではないか。
そんな気がしてきた。