何かを目指して、精一杯頑張っていても、時に不協和音に悩まされることがある。
理想を求め、真っ直ぐ前を向いて歩いていても、周りの人が同じペースで、同じゴールを目指して歩いているとは限らない。
一人ひとり経験も能力もキャパも価値観も考え方も異なることで進むスピード、辿るコース、途中の休憩回数は変わって当たり前。
それを敢えて同じ集団で歩んでいこうとすれば、疑問や不満が湧いてくるのはある程度やむを得ない。
道のりが険しくなればなるほど、ペースが速まれば速まるほど、体への負荷が重くなり、苦しくなり、不平不満が噴出する。
寛容さが使い果たされるとそれまでよかった関係性さえ冷え込み、不協和音が奏でられる。
こういう時こそ我慢のしどころだ。
辛いときを異なる視点で楽しむよう心掛ける。
周りの意見に耳を傾け、一つひとつをしっかりと受け止め、誠意を持って対応していく。
不協和音の合奏も結局は一人ひとりの演奏の仕方から変えていくしかない。