小学5年生の娘が先月自然学校に行ってきた。
その作文を聞いて我が娘ながら感心した。
「5日という短い期間のなかで」
自然学校は、まさに夢の中の世界のようだった。今、思うとものすごくあっという間な気がする。とても不安でやりたくなかった2つの思い出がどんな行事よりも最高な思い出になっている。
オリエンテーリングのことだ。(まずこれは何なのか。何をする行事なのか)とずっと思っていたくらい何も知らなかった。でもみんなとカエルの歌をうたったり、クイズを解いたりすることが最高に幸せだった。笑いが体をこえて外まであふれ出したようだった。リーダーからの挑戦状もとってもおもしろくて、思いっきり楽しむことができた。おくれているひとがいたらはぐれないように声かけもできた。その経験でわたしはグンッと成長することができた。
キャンプファイヤー、最初は出し物がぜんぜん決まらなかった。わたしのグループはあのグループが一番良い出し物になりそうにないと言われてたらしい。でもその言葉をはね返すような良い出し物がみんなの案でできた。「4年生の運動会のときにおどったダンスの音楽をかけてみんなでおどりながら一人ひとりが自然学校の思い出を言う」ということだ。
おどっていると、自分からほほを上げるのではなく、自然にほほが上がっていて心の底から楽しいと思えた。「スタンツ練習、大変だった。」という言葉の私の声は火が消えるくらい大きな声だったと思う。上野ん、井原さん、大久保さん、堀さん、生野さん、山本さん、仁木さん、門川さん、早水さん、砂川さん、永井さん全員で楽しんだ。
生まれて初めてすることから、成長につながるんだなと初めて思った。この経験でふつうの学校では出さない良い自分を大きく解放させれたことが自然学校で一番良かったことだ。
決まった字数制限の中で下記をやむなく省いたことも話してくれた。
「自分たちのスタンツが終わったときは頭の中、体の中の不安が全てなくなった気がしたこと、今まで感じたことのない達成感を感じたこと、しっかり頭の中に残っている」
彼女の中に残っている思い出よ 永遠に。