不自然さを放つもの

 

何か変、何かがしっくりこない、肌感覚でおかしいと感じるときがある。

 

理が無い、自然ではない状態はどういうわけかわかるし、その感覚は大抵正しい。

 

かと言って、その感覚を定量化することは容易くはなく、また明文化することも至難の技だ。

 

無理して作り上げられたものには不自然さが付き纏い、違和感を発散しているもの。

 

予算に縛られて大量生産された陳腐な商品も特徴をデフォルメされた奇異な攻め過ぎ製品も高過ぎる目標を達成するための非現実的な計画・・・

 

アルコール度9度のビールを飲みながらふとそんなことを考えた。