「僕はエピソードは信じないんです。エビデンスしか信頼しません。」
そういう発言を耳にした。
言い換えると、「誰かの物語(Episode)よりも数字や事実といった証拠(Evidence)を判断基準にする。」ということ。
データドリブン(Data Driven)という言葉が普通に使われ、情報が石油のような扱いをされるようになってきた。
数字や事実を信頼し、判断基準にするのは間違っているとは思わないけれど、それだけでは大切な何かが取り残される、失われる気がしてならない。
エピソードとエビデンスという2つのEから二者択一ではなく、
EpisodeとEvidenceの両方をバランスを見ながら判断していくのがベストアンサーなのではないか。
2つのEから始まる2つの単語は両方ともEで終わっている。