蟠りのあと

 

蟠りは「わだかまり」と読む。

 

何らかの理由と巡り合わせで長年降り積もった蟠りはなかなか解消しないもの。

 

それでもふとしたことをきっかけに驚くほど簡単に霧散することもある。

 

蟠りが取れたあとの世界は、

 

軽く、温かく、美しい。

 

危機が、

 

共通の目的が、

 

否応なしの役割と責任が、

 

蟠りを蹴散らした。

 

あとは力を合わせて爆進していくだけだ。