要らないすみません

 

会話にやたら「すみません」をつけて話す人がいる。

 

先に謝ることで予防線を張ったり、下手(したて)に出て、相手を上にすることで下から上手く誘導したり、謙って(へりくだって)、相手を油断させたりする。

 

それを戦略的に行う人がいれば、無意識にする人もいる。

 

中国語で「対不起」(トイプーチー)が「すみません」にあたるけど、日本人があまりに多用するから揶揄されることもあるという。

 

コミュニケーションの円滑化と上下関係に支えられた社会システムの中で培われた処世術の一つと言っていいのだろうけれど、グローバル化の中で地域ルールが段々と古臭くなったり、不適格化されるようにもなってきている。

 

自分が使う「すみません」を検証して、「要らないすみません」は廃棄した方が良いかもしれない。