はじめのいっぽ

 

ふとしたきっかけから週刊少年マガジンの「はじめの一歩」を読み始めた。

 

初めてではなく、連載開始当時から読んでいたものの10数年前にやめてから読む機会を失っていた。

 

ネットでまだ連載が続いていることを知り、またアプリで読めるという便利さと特典に惹かれて再び手に取った。

 

 

「強くなるとは?」

 

男子にとって、いや、人にとっての永遠のテーマがボクシングや人間模様を通して、時に真面目に、時に面白おかしく、描かれていてハマってしまった。

 

そんな折、知らない携帯番号から電話が入った。

 

出てみると、懐かしい関西弁の声。なんと15年も前に長男を預けていた家庭保育園の園長先生からだった。

 

当時「じゃがいも先生」と呼ばれていた園長先生が東京のコロナ感染状況を心配して連絡してきてくれたのだ。

 

17歳の長男が当時通っていたその家庭保育園の名前が「はじめのいっぽ」。

 

そして、今日のパラリンピック、車椅子テニスに登場した菅野浩二選手の愛読書が「はじめの一歩」。テレビ画面いっぱいに映された幕之内一歩の勇姿に今一度痺れた。

 

これも何かの巡り合わせなのか。

 

「はじめのいっぽ(初心)」を思い出せ!

 

そのメッセージという気がしてならない。