人生の脚本家

 

ボクシング漫画の金字塔「はじめの一歩」に嵌っている。

 

「強くなるとは」

 

そのテーマは深く、遠い。

 

弛まない努力はディファクトスタンダード(当たり前)。

 

強くなるために、不安を掻き消すために猛練習を積み上げる。

 

強い意思と強靭な身体を作り上げ、試合に臨む。

 

一人ひとり自分の人生と将来を背負った強豪たちは例外なく強く、果てしない。

 

一戦一戦、楽な試合は一つもなく、どんな状況に陥っても諦めない姿が感動を呼ぶ。

 

最大のピンチを乗り越えても尚、危機は怒濤のように何度も何度も押し寄せてくる。

 

勝負の世界は残酷で、必ずしも努力が報われるとは限らない。

 

一歩のライバルの一人、千堂が言う(宮田のトレーナー相手に)。

 

リカルド・マルチネス

 

 

歴史に残る王者が同階級の手に届くところにおんねん 手を伸ばさんタマやないやろ

それをしないちゅうことはでけへん理由があるいうコトや

 

鋭い・・・

 

ああなったらええな こうなったらええな

誰にでも理想の台本はあんねん 

せやけど現実はうまくいかへん

理想とズレるし

変わっていく

その時は・・・

 

自分で書き換えたらええねん

自分の人生の台本は

自分で作るんや

 

 

 

そう。

 

我々は我々自身で人生の台本を書き換えていけばいい。

 

自分の人生の脚本は自分で書く。

 

我々は自分の人生の脚本家なのだ。