3日連続でボクシング漫画の金字塔「はじめの一歩」から熱い台詞を引いた。
100巻を越す大作を読み続けて感じたことは主人公の幕之内一歩をはじめ、登場人物の成長が凄いということ。
その姿形から成長を見て取れること。
地獄のようなトレーニングを積んで体が進化するのはもちろんのこと、表情や普段の顔つきからも成長がわかるのだ。
こうした絵はどうやって描くのだろう。
どんな計画と計算をすれば、
どれほどの画力があれば、
身も心も成長する人間を描き分けられるのだろう。
次の瞬間答えが舞い降りてくる。
キャラクターが一人歩きするのだと。
一人ひとりの登場人物が命を得て、あたかも一人の人間として自己主張し、生きる
その姿を描いているだけなのだと。
もちろん簡単なことではないし、作者の類い稀な才能と血の滲む努力に負うことは間違いない。
それでも敢えて言おう。
作者は作者で自分の役割を果たしているだけだと。
やるべきコトを全力でやっているだけだと。
自分の役割は何だろう。
その役割全力で果たしたい。
果たそう。
果たす!