競争の真実

私たちは常にまわりの人たちと競争してるように思っているけど、いちばん大切なのは自分に勝つことなんです。


昨日の自分より今日の自分は、1日勉強したんだから、その分賢くなって成長するんだよね。すると、昨日の自分に今日の自分は負けてないの。一歩でも前に進んでたら、最初は遠い道でも確実に毎日一歩分、理想に近づいてるんだよね。
それで、人と競争するのは、自分がどれだけ成長したかを確かめるためのものなの。自分の成長ってなかなか自分でわからないからね。


日本の武道って、試合の後に、勝っても負けてもお互いに例をするよね。あれって、負けたほうは「あなたがいたおかげで私の未熟がわかりました」っていう意味で頭を下げるんだよね。
それで勝ったほうは、「あなたのおかげで自分が上達したことがわかりました」っていう意味で頭を下げるんです。



以上は斎藤一人さんの「変な人の書いた世の中の仕組み」からの抜粋。

変な人の書いた世の中のしくみ

変な人の書いた世の中のしくみ



競争は常に自分との戦いだと感じてきただけにこの一節を読んでまさに「我が意を得たり」。



不幸は他人と比べることから始まる、とは誰の言葉だったか。



競争とは、他人を蹴落とすことではなく、過去の自分に打ち克っているかを確認するための手段の一つ。



それが競争の真実であることを他人から学ぶことができた。



斎藤一人さん、ありがとうございました!