不思議な夢を見た。
その世界では次の3.11にまた何かが起きるという噂がたっていた。
舞台は何故かニューヨーク マンハッタン。完全に9.11とごちゃまぜになっている。
前回の問題の場所(タイムズスクエア?)から2ブロックしか離れていないビルの一角に学生時代の友人たちと住んでいてそれが今の仕事の同僚という設定だ。
問題の当日がやってくる。
問題の瞬間は早朝ということが何故だかわかっている。
夜を徹して何が起こるのかを同僚たちと熱く議論しつつその時を待った。
去年のその日に起こったことは旅客機によるビルへの突入ではなく、高層ビルのそこかしこに様々なデコレーションが突如現れ、数え切れないほどの白い柴犬がニューヨークの街の一角を埋め尽くした。
いや、それだけではなく、その後には確かに大きな爆発か空からの爆撃が行われ、多くの命が失われた。
それでも人々は新たなる明るい瞬間を想像しては興奮し、当日を待った。
我々も待った。
しかし、肝心の数時間前になって我らが仲間達は全員深い眠りに落ちてしまう。
ようやく目が覚めた時は当の時間はとっくに過ぎていて、急いでテレビをつけるが何も映っていない。近くで寝ているみんなを起こし、2ブロック先の現場に向かう。
すると、なんとビルを出たところから黒蟻の人だかりができているではないか。しかも全く前に進む気配はない。
伝え聞こえてくる声によるとまだ何も起こっていない。
その瞬間、割れんばかりの大きな歓声が聞こえてきた。
例の場所が一瞬にして白い熊で埋め尽くされたのだ。
意外さに興奮している自分と何故かガッカリしている自分がいて、心の分裂をしみじみと味わい、ながら一人自分の部屋に戻ってきた。
すると、テレビにはとんでもない映像が映し出されていた。
世界中の大都市が恐竜に襲われているのだ。
日本はプテラノドンによる空からの攻撃を受けている。古代恐竜にもかかわらず、何故か爆弾やミサイルを口や翼から次々に発射している。
そこまでのシーンを見て、それが全て宇宙人の仕業であることがなぜだかわかってしまう。
薄々わかっていたことが急に姿を現し、日の下にさらされる感じとでも言おうか。
新たな戦いが始まった、
と思った瞬間、目が覚めた。