「テキトー男」の異名を取るタレントがいる。
高田純次である。
「お笑いモンスター」こと明石家さんまもその芸風に憧れるという。
こんな記事を読んで改めて感心した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/132e7417687900328ca52abeb765bd5e67406cfa?page=2
……との大絶賛のあと、実際に楽屋であった、以下のようなエピソードを披露した。
（高田がヒゲを長く伸ばしていた時期に、さんまがそのヒゲについて指摘したところ、高田は）「役作りでね」と一言。そして、すぐさま高田は振り返って「まだ仕事は来てないんけど」とつぶやき、楽屋から去っていった。
……らしい。
そんな彼のモットーは「ただ生きる」。
肩肘張らず面白おかしく、周りの人を煙に巻き、笑わせ、清々しい風を後に残し、去っていく。
明石家さんまが高田純次の芸風についてこんなコメントをしている。
「すごい計算されてるのも事実やし。簡単にやってらっしゃるように見せてるのがすごい」
そんなテキトー男はこんな言葉も。
「『説教』『自慢話』『思い出話』、この3つを抑えていかないと自分は伸びない」
ただ生きる
は、簡単に見えて本当はそうではない。
それが凄い。
そして、
尊い。
