結局のところ自分で何とかするしかない。
誰かに相談しようが、助けを求めようが、
誰かが助けてくれるとは限らない。
むしろ、そんな期待はしない方がいい。
非情に聞こえるかもしれないけれど、
病気にかかったなら自分で治さなければならないし、
被災に遭ったとしても最後は自分で何とかしなくてはならない。
戦争に巻き込まれた人たちは自ら生き抜かなくてはならない。
結局は当事者が自分の力で乗り越えていくしかないし、そうしてこそ価値が生まれ、自らの力にできるのだ。
そんな残酷で深淵な愛に満ちた仕組みを自力主義と呼ぶ。