本音という音色

 

「本音で話し合いましょう」

 

その言葉がこだまする。

 

そんなことは当たり前。

 

それなのに新しく聞こえるのは何故だろう。

 

それまでの対話が建前であったり、通り一遍であったり、あるべき論の範疇に終始したことの証明に他ならない。

 

それでも価値ある言葉であることは間違いない。

 

本音という音色を心で聞き分けたい。

 

鑑賞したい。

 

奏でたい。