婉曲表現の巧拙

 

できないことを「難しい」と言ってみたり、行けないのに「行けたら行く」と表現してみたり、大丈夫じゃないのに「大丈夫!」と強がって見せたり・・・

 

我々は婉曲表現に長けている。

 

それは誰かへの気遣いであると同時に自分自身を労ったり、鼓舞するための工夫。

 

何かをストレートに伝えることの重要性を否定するものではなく、それと同じくらい丁寧さや誰かを想う、自分を活かすコミュニケーション。

 

その巧拙を問うのではなく、その背後にある意図や心の綺麗さに注目したい。