間接的な知り合いに元CAがいる。
その人は子育てと夫の転勤が重なったためにいったんCAを辞めて子育てに専念しているという。
大手航空会社のチーフまで務めたこの人の奔放さには目を見張るほどなのだとか。
友人との集まりの時間に遅れるのは極々普通で時には集まり自体を忘れたり、持ってきてと頼んでいたものだけ忘れたり、と、普通の人でもしないようなおおらかさというか、ルーズさなのだという。
みんな口を揃えて「元CAなんて信じられない!」と愛情たっぷりに揶揄されるらしい。
当の本人はケロッとしたもので、
「時間を守るとか、出したものを元に戻すとか、忘れ物をしないとか、そういったものはすべてCA時代にやり尽くしてしまってもう枯渇してるんじゃないかなぁ・・・」
このほど小さなクリニックの事務職として再就職を果たしたらしい。
医療現場での業務、枯渇していないことを祈っている・・・