寝坊と慌てん坊と木偶の坊

 

寝坊した!

 

慌てて身支度をして、朝食を書き込んで、急いで家を出てなんとか約束の時間には間に合った。  

 

目覚めて時計を見た瞬間「やばい」と思って一瞬で覚醒するなんてどれくらいぶりだろう。

 

そう言えば昨日職場でも「慌てん坊さん」とも言われたっけ。

 

体だけは大きくなっても中身は何も変わらない。

 

まるで「木偶の坊」。

 

「坊や」や「坊主」の頃から何も変わらない。

 

その感覚がなんだか懐かしく、可笑しく、

 

笑顔になれた。

 

それだけでいい。

 

寝坊して、慌てん坊で、木偶の坊で・・・