伝えたことと伝わったことの谷

 

伝えたことがそのまま伝わったことにはなかなかならない。

 

「はい、ちゃんと伝えました」

 

正式な場所で伝え、その後テキストでフォローしても意図した通りの理解が得られるとは限らない。

 

理由は様々だ。

 

・要領を得ない説明や資料

・誤解や早合点

・背景の理解に差がある等、認識レベルの違い

 

大別すると話者の問題、受け手の問題、双方の(関係性等の)問題に整理されるのだろうけれど、実際にはあらゆる種類の問題が様々なレベルで発生する。

 

大事なことは、話者が「伝えたことが伝わったことにはならない」という覚悟を持ってコミュニケーションをする姿勢だ。

 

伝えたことと伝わったことには深い谷があるのだから。